犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

犬と一緒に行く奈良県高市郡高取町にある高取城跡への旅(その1)猿石まで

犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

2020/5/24に、奈良県高市郡高取町の高取城の城下町の大字上土佐の観光駐車場から、愛犬キャンディと一緒に高取城跡、壺阪寺へトレッキングへ行ってきました。(この記事は、事前準備と高取町観光駐車場から猿石までの記事です。難攻不落の城が実感できる「七曲り」などを紹介しています。なお、猿石〜高取城跡〜高取町観光駐車場及び壺阪寺については、別記事とします。)

ononprg.hatenablog.com

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おすすめ内容

愛犬の健康管理、ストレス解消の為、森林の中をウォーキングやトレッキングをすることは、土や芝生の感覚、草木の匂いや鳥のさえずり、川の音などの体験が、愛犬にとって大変有効で、寿命にも良い影響があると言われています。是非、飼い主の健康増進にも役立ちますので、立ち寄ってください。当然、人の距離も2m離れるので、マスクでの予防も必要ありません。森林内、マイナスイオンでリフレッシュできます。
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ウグイスの鳴き声があちこちから聞こえ、新鮮な空気の中、山道を上りました。(右側に、高取城石碑が立っています。)

(2)高取城は、難攻不落の山城として自然を利用した要塞です。標高約580mの高取山の山頂に築かれ、城内周囲は約3kmにも及ぶ広大な城でした。現在、城跡のみですが、高取城城下町の観光駐車場から高取城跡へ上る道は、難攻不落が体験でき、高取城の魅力を感じる事ができます。(観光地化していないところが魅力です。)

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コースの途中の高取城復元図縦看板より難攻不落の城がよくわかります。

 (3)NHK総合番組で『あなたも絶対行きたくなる!日本「最強の城」スペシャル』で日本最強の城に選ばれるなど、魅力のある城跡。下記に、番組ホームページのリンク先を掲載します。なお、番組ホームページ内「番組情報」をクリックすると、番組内の高取城跡の内容が記載されています。(令和2年5月31日現在)

www4.nhk.or.jp

2 一行 犬(キャンディ)とお供2名

3 乗り物 自動車1台

4 旅程

(1) 車コース

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート→国道24号→兵部町交差点左折→国道169号→清水谷交差点左折→県道169号→吉野ストア高取店のある信号交差点を左折斜め→そのまま進む(道狭い観光客に注意)→観光案内所夢創館→高取町観光駐車場 → 徒歩 →(2)徒歩コースに続く 

(2) 徒歩コース(約10km、5時間45分)

今回の記事はゴジック文字部分

高取城城下町大字上土佐の観光駐車場9:45→家老屋敷長屋門→水車小屋→水と緑の砂防モデル施設公園10:30→1升坂→七曲り→岩屋不動(コースから120m先立ち寄り場所[コースへUターン])→猿石11:30→ニノ門跡→国見櫓跡11:55→高取城跡本丸等12:30→八幡口→五百羅漢13:45→14:00壺阪寺14:45→(ハイキングコースを下りず、車道を進む。なお、ハイキングコースの途中には、ひんやり、気持ち良い湿地帯、小さな滝つぼなどがあるとの事です。)→船戸橋→お里沢市の墓15:20→高取城城下町大字上土佐の観光駐車場15:30→帰路

3内容

(1)事前準備

愛犬とトレッキングを楽しむため、事前に情報収集と準備を行いました。

〇情報収集

 本来、高取城城下町大字上土佐にあります「観光案内所夢創館」でパンフレット及び高取城跡の説明や各種の展示があるとの事です。特に、高取町と奈良産業大学が連携して、「高取城CG再現プロジェクト」で再現した映像や説明があるとの事なので必見です。

 ※なお、「観光案内所夢創館」は、令和2年6月1日(月)まで新型コロナ対策で閉館していました。

高取町のホームページが、高取城跡へ行くのに大変参考になりました。
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高取城跡へ上るための参考の地図がダウンロードできます。参考説明も記載されているので、印刷して持っていたほうが良いです。

②高取町と奈良産業大学が連携した、「高取城CG再現プロジェクト」について(特に「高取城絵図」と現場の風景を見比べるのをおすすめします。)

高取城跡へ上るための注意事項が記載されています。必見です。

下記に「高取町観光ガイド」ホームページのリンク先を掲載します。

 

 

http://sightseeing.takatori.info/

○今回、高取城跡を行くに伴い、事前に情報収集したもの
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右上:高取町全体の観光パンフレット

左上:高取城の説明(高取城の配置図が記載。必須。)

上記のパンフレットは、高取町観光案内所や飛鳥駅観光案内所等に有ると思います。

下:近鉄電車が作成している「てくてくまっぷ」近鉄電車の駅にたまにあります。

○道の状況

・コースは整備されていますが、高い段差やゴツゴツした石、狭い道などがあり、苔の生えているところもあることから油断は禁物でした。また、二三日前から天気は良かったため、ぬかるんだ道が少なく幸いしました。ただし、気候により、コースの様子は大きく変化すると考えられ、特に、コースの横は川があり、雨の降った後はコースが水の流れる場所になりそうです。

なお、今回のコースの中で、五百羅漢から約20m前の付近の下る場所で、3つの道に分かれる所があり、一番左側は通行禁止と布で表示されていたため、真ん中の道を下りましたが、途中、片手でロープを持ち、もう片方で愛犬を抱っこして下りる箇所がありますので注意が必要です。一番右の上り五百羅漢へ行くコースもありそうです。

〇持ち物

・標高は580mあり、コースの途中、七曲り付近は険しく細い道、段差などがあることから、疲れにくく、滑らないトレッキングシューズを履いていきました。

観光駐車場付近及び壷阪寺にしか自動販売機等はありません。熱中症対策で、水分補給のための500mlの水筒、愛犬用350mlのペットボトルと、おにぎり、菓子パン、ビスケット(ビスコ)、ラムネ菓子(当分補給に手軽で最適のため)、犬用おやつ、ごみ袋、糞用ごみ袋(ごみは各自持って帰るため)などを持参。更に、登山用ストックも必須。(今回、登山用ストック忘れました。😭)

高取城跡でスマートフォンを使用して電話をしている観光客はいましたが、どれだけ使用可能かは不明。

・公衆トイレは「水と緑の砂防モデル施設公園」までと壷阪寺内のみ。

パンフレットには、高取城跡内に簡易トイレと描いていましたが、なるべく、上記の公衆トイレで済ましたほうが良いとのこと。

(2)出発

天気は晴れ、体感温度は、汗の出ない気温で、山の中は清々しい。今後、夏に向け熱中症対策が必要と思いました。f:id:ononprg:20200529191933j:image出発地となる高取城城下町大字上土佐の観光駐車場(駐車場代無料。20台程度駐車可能)満車の場合は、約200m離れた所に第二駐車場があります。f:id:ononprg:20200529203123j:image松ノ門(高取城から移設後、復元)
f:id:ononprg:20200529211856j:image植村邸家老屋敷の長屋門正面のみ見学(出発地点から約200m)まだ、アスファルトの道が続きます。
f:id:ononprg:20200529211910j:image水車小屋(動いてはいませんが、インスタ映えします。)
f:id:ononprg:20200529211931j:image川の堤防に高取城の石垣が利用されています。
f:id:ononprg:20200529211945j:image水と緑の砂防モデル施設公園(高取川の上流の、大字「上子島」の砂防ダムにある公園。6月頃にはホタルが見られることもあるらしく、また、公衆トイレ、休憩用施設、吊り橋や飛び石などもありました。)
f:id:ononprg:20200529212023j:image黒門跡。高取城の第一の城門があった場所。整備された道で愛犬も歩いています。
f:id:ononprg:20200529212016j:image宗泉寺と高取城跡の分かれ道です。(植村邸家老屋敷の長屋門から、約1.7km地点です。)高取城跡への道は、山道に変わります。宗泉寺は、高取藩主・植村氏の菩提寺です。f:id:ononprg:20200530221510j:image
新緑の中、右側は、高取川が流れていました。最初の頃、道は整備され、愛犬も歩ける道です。その後、城跡に近づくにつれて道は険しくなりました。ウグイスの鳴き声があちこちから聞こえる中、山道を上りました。
f:id:ononprg:20200529212332j:image山道を上って行くと七曲りに着きます。(急な坂道の上、道が7回曲がっています。)段差が高いので、愛犬も抱っこして上りました。

ただし、城下町から城へと登るこの道は大手道と呼ばれ、昔は道幅はもっと広くて馬や駕籠が行き交っていたみたいとの事です。f:id:ononprg:20200529212418j:image敵からの攻撃に対処するため、急な坂、そして曲がり道にすることで、体力が奪われる中で、先が見る事が出来ない敵を、上から待ち伏せ、攻撃したのでしょう。難攻不落の城であることが体験できます。
f:id:ononprg:20200529212343j:image1升坂(実感は約100mの直線の急な坂です。急な坂の為、旅人は1升を持って上っていると感じるぐらい、きつい坂から、名前がつけられました。)
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コースの途中、「岩屋不動」と書かれた標識があり、約100m進むとあります。岩屋神社跡で明治維新までは岩屋不動と呼ばれていたそうです。

現在、不動・文殊・役の子角の石像が並んでいます。なお、この先は、行き止まりのため戻る必要があります。

f:id:ononprg:20200529212445j:image岩屋不動標識の分岐を山側に上ると猿石があります。(宗泉寺と高取城跡の分かれ道から、約1km地点です。) (猿石は、明日香村からの移設かも?。奈良県高市郡明日香村栢森からの分岐場所。栢森から猿石は、急な道ですが、短時間で猿石まで上ることができます。)

以上で、「犬と一緒に行く奈良県高市郡高取町にある高取城跡への旅(その1)猿石まで」を終わります。

次回、その2で、高取城跡は、難攻不落の山城として自然が残っており、石垣に苔が生え、まるでジブリアニメの「天空の城ラピュタ」の神殿の一場面の再現と言われている高取城跡を紹介します。

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