犬との旅行プランナー

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トピックス 犬と一緒の旅 トレッキングの楽しみ方について

犬のキャンディです。

 犬と一緒の旅行時に、注意をしていることと便利なグッズを紹介します。

1概要

3回目は、犬と一緒に、少し高低差のある山道をトレッキングやハイキングなどに行く場合の楽しみ方です。f:id:ononprg:20191114164316j:image犬とともにトレッキング

普段、犬と一緒に散歩や観光などで公園内の土や芝生を歩くことは、犬にとって大変楽しく、刺激のあることですが、海外では車に愛犬を載せてキャンプやログハウスを利用しながら、高原の少しアップダウンのある道を犬と一緒にチャレンジすることは、当たり前になっています。日本でも、多くのキャンプ場で犬の入場が可能であり、夜はバーベキューをするとともに、朝は朝靄の中、美味しいモーニングコーヒー、昼間は犬とともに山の中の探索や川遊びをする愛犬家が多いです。最初は、キャンプ場に行かなくても身近なところの標高が200m未満の山や高原などで、普段とは違う散歩をおすすめします。犬にも良い刺激を与えるとともに、飼い主も新たな楽しみになります。皆さんも是非チャレンジしていただきたいです。

今回、今までの経験などから、犬と一緒で、少しアップダウンのある道のトレッキングやハイキングにおける注意点等及びおすすめスポットについて説明します。

2注意点

  • 山道のアップダウンのある道は、犬種によって得意不得意があり、子犬やシニア犬など犬の年齢により、足などに負担が大きく不向きな場合があります。トイプードルなどは、猟犬だったことから向いています。ただし、無理をして、犬も飼い主も嫌にならないようにするのが最善です。
  • 山道のマナーとして、道が狭いため、人とすれ違う場合など犬の苦手な人もいることから、道を譲ったり待つことが大事です。また、生態性の保護のため、入れない山も多数ある事から事前調査が必要です。
  • 山道以外の林の中などに分け入ると、愛犬が怪我する場合があるので、避けたほうが良いです。
  • 普段、町で散歩するよりは、犬の散歩の位置が変わります。普段、町での散歩の犬の位置は、道路から反対側で飼い主の横または、横の少し前が推奨されています。
    f:id:ononprg:20191114173328j:image      町での散歩
    山でのトレッキングやハイキングは、道が狭いため、飼い主の前を、少し長めのリードで犬を歩かすことになります。リードが長い理由は、犬自身が自分の安全を判断して、登りやすい位置や降りやすい位置を選ぶため、ある一定の自由度を持たせるためです。リードの長さは、長めを購入し、経験から調整するのが最善です。なお、愛犬とうまく呼吸があえば、スムーズなトレッキングが楽しめます。
    f:id:ononprg:20191114173719j:image山道での犬とのトレッキング方法(石など障害物があると、犬自身が判断して歩く)
  • 犬とトレッキングする場合、注意する場面は、下り坂です。慣れないうちは、犬に引っ張られ転倒する場合があります。特に、雨上がりなど地面が滑る場合は、危険です。
    f:id:ononprg:20191114222740j:image

  その対策として、滑らない為と足の保護及び疲労防止のため、トレッキングシューズとストックを利用するのがおすすめです。また、リードを持ちながらストックを持つことから、リュックやウエストポーチが良いです。
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香久山からの下り時のストック利用例

ストックは、アマゾン等で2本で4000円程度で販売されていますので、購入を薦めます。
f:id:ononprg:20191115002520j:image縮めている場合。小さくなり、持ち運びに便利です。
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伸ばしている場合。重さは、300g程度で軽いです。疲労防止に役立ちます。特に、犬と一緒のトレッキングの場合、ストックに付いている手に通して使用するストラップの長さが重要で、愛犬を世話する場合、ストックから手を離す事から、余裕のある長さが良いです。f:id:ononprg:20191115004025j:image

下り坂でのストック利用例

写真のストック

3おすすめスポット

奈良県明日香村にある甘樫丘が、初めての犬とのトレッキングに最適です。

上りの山道は、道路幅も広く町の上り坂を散歩するのとかわりはありません。下りは、少し道の狭い部分もあり、練習に最適です。

(1)   旅程

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→県道206号→国道24号→道の駅あすか夢の楽市駐車場→徒歩 甘樫丘頂上へ(所要時間は、車部分は30分程度。徒歩部分は1時間程度を考えていると、十分です。)

(2) 地図

(3) 内容

道の駅あすか夢の楽市駐車場を出て、橋を渡り、右側に歩いていくと、甘樫丘のなだらかな登り口があります。(その手前に、急な坂の旧登り口があるので注意が必要です。)

甘樫丘北側の正面からの登りは、緩やかなも道が頂上まで続くので、初心者のトレッキング練習に 丁度よいです。
f:id:ononprg:20191115004530j:image甘樫丘頂上です。耳成山畝傍山二上山が見れるなど、眺めは最高です。(奥に耳成山を望む)

下りは少し道が狭いコースもあり、練習には丁度良いです。なお、困難と思った場合は、上ってきた道を戻ることも可能です。 ※令和2年5月10日現在、ハイキング道が整備され、コース外へ行かない限り狭い道はなくなりました。

甘樫丘以外にも、犬と一緒のトレッキングやハイキングコースが多くあります。今後、紹介していきます。

(OP)甘樫丘は、標高148mの丘陵。大化の改新以前には蘇我蝦夷蘇我入鹿の親子が権勢を示すために丘の麓に邸宅を構えていたという場所です。