犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
今回は、時代のターニングポイントになった場所、奈良県明日香村の「槻の木の広場」の槻の広場を愛犬と紹介します。
🔴時代のターニングポイント
槻の木の広場は、大化の改新のきっかけとなった主人公、中臣鎌足と中大兄皇子の出会いの場所。飛鳥寺の西に広がる、槻(つき)の木の広場で催された蹴鞠の会で、蹴鞠(けまり)に夢中になった中大兄皇子が、鞠を蹴る勢いで飛ばした沓(くつ)を中臣鎌足が拾い、差し出したのがきっかけで、二人は親交を深め、その後、談山神社で幾度も密談を重ね、645年6月に乙巳の変(いっしのへん)がおこなわれました。
蹴鞠の会
槻(つき)の木の広場で中臣鎌足(右側)が中大兄皇子に靴を差し出しました。
これにより、豪族から天皇中心の政治になりました。また、ここで、日本と言う国号が定められました。
すなわち、槻の木の広場は、日本が誕生したターニングポイントになった場所なのです。
※中学校の教科書では、645年が大化の改新と習いましたが、実際は、645年に乙巳の変(いっしのへん)で、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を飛鳥板葺宮で刺殺し、その後、646年から行った国作りの基礎となった中央集権国家の為の制度をいいます。
槻の木の広場の正確な位置は、判明されていませんが明日香村のこの付近のことから、ここに槻の広場が整備されました。令和3年4月中旬では八重桜が満開でした。
2 一行 犬(キャンディ)とお供1名
3 乗り物 自動車1台
4 旅程
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点左折→国道165号→醍醐西交差点右折→国道165号→縄手町交差点左折→橿原下八釣交差点右折→県道124号→雷交差点直進→700m先→路肩に駐車可能→徒歩→槻の広場→帰路
5地図
6槻の広場関係地図
①槻の広場
②県道124号沿い駐車場
③菜の花畑
④飛鳥寺西遺跡
⑤飛鳥寺
⑦甘樫丘
⑧弥勒石
※①〜⑧は地図上の場所
7内容
県道124号沿いに5台停車するとこから、直ぐに「槻の広場」があります。
「槻の広場」の意味は、「槻樹の広場」から命名されています。
槻の広場の入口。周りは明日香村の風景が広がってます。
槻の広場には地図があり、少し休憩のベンチもあります。
○「明日香川しがらみ渡し塞(せ)かませば、流るる水も、のどにかあらまし」
○意味
明日香川に堰(せき)を作って止めたら、流れる水も緩やかになるだろうに。
○作者
○作成時期
700年4月27日 明日香皇女(あすかのひめみこ)が亡くなった事を思い、歌った。
川の流れで時の流れを感じ、もう少し川の流れを緩やかにすると、明日香皇女(あすかのひめみこ)の別れも、もう少し遅くなったのに。
※明日香皇女(あすかのひめみこ)は、天智天皇の娘
歌碑の側に、春の花、たんぽぽとたんぽぽの綿毛がありました。 たんぽぽの開花時期は3月から4月。
現在、明日香村で愛犬とハイキングを行うと、あちこち咲いています。花言葉は、綿毛から、別れ、旅立ち。
槻の広場から飛鳥川を渡ると菜の花畑が見えます。
明日香村は、菜の花の似合う場所で、4月中はあちこちで見ることができます。
🔴弥勒石へ
弥勒石の説明板
拝むと、下半身の病気が回復すると言われて多くの信仰を集めています。
🔴飛鳥寺西方遺跡
日本書紀に、「飛鳥寺の西」「大槻の樹の下」など記される場所があり、神聖視されていた槻(ケヤキ)を中心とした広場があるという事で、平成20年度から10年間行われた発掘調査により石敷の広場が確認されたが槻の場所を明確にできる物証は発見できなかった。なお発掘調査後は埋め戻されている。中央に蘇我入鹿の首塚がある周辺が発掘調査場所。
🔴お土産
明日香村と言えば、亀石。今治タオルブランド、奈良県明日香村の亀石がモチーフのハンドタオルが販売中!
(参考)亀石と愛犬
🔴もうすぐ、母の日。
いつもの感謝の代わりにプレゼントを!
是非、愛犬と旅行を計画してください。犬も自粛疲れを解消しよう。
以上で、「犬と一緒に行く奈良県明日香村 時代のターニングポイント 日本誕生の場所」を終わります。