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季節の風景 雨の令和3年8月14日(土)の奈良県明日香村の飛鳥寺と香久山の麓の蓮畑

犬との旅行プランナーのキャンディです。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

今回は、8月14日(土)はあいにくの雨で、雨の合間に見た奈良県明日香村にある飛鳥寺大和三山の香久山の麓の蓮畑の風景を紹介します。雨の日の明日香村は少し普段と違うかもしれません。是非、新たな明日香村の発見にカメラを持ってどうぞ!

なお、愛犬にレインコートを着せて雨の日の散歩にも明日香村は似合います。

1おすすめ

(1)飛鳥寺の風景

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甘樫丘から入る飛鳥寺入口。夏の花、ケイトウが旅人をお迎えしています。

(2)香久山の麓の蓮畑

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 香久山へ上る道の脇にある蓮畑。蓮も終わりに近づき蓮の種があちこちに見ることができます。

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蓮畑の近くの田んぼは、稲穂が膨らみ始めるとともに、数百匹のスズメが飛び回っています。

2 一行 お供1名

3乗り物 自動車1台

4 旅程

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート10時20分→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→県道206号→県道124号→10時50分あすか夢の楽市駐車場→徒歩→11時00分飛鳥寺→徒歩→あすか夢の楽市駐車場→県道124号→香久山観光トイレ駐車場→徒歩→蓮畑→徒歩→香久山観光トイレ駐車場→帰路

5地図

6内容

(1)明日香村風景

雨の日の奈良県の明日香村は、周辺の山に雲がかかり、まるで水墨画の世界の中、静かな時間が流れています。(雨の日のおすすめ)

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明日香村から望む吉野方向の山々を望む。

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明日香村周辺の山も雲が下りてきています。もう直ぐ雨が降る前兆です。

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左の建物が「あすか夢の楽市」奥に大和三山耳成山を望む。水田の稲も伸び、お盆を過ぎると秋の風景にバトンタッチになるのでしょうか。

 (2)飛鳥寺

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この道を抜けると飛鳥寺です。雨の日、板張りの壁に雨の跡が残る風景は、故郷に戻ったようです。

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村を過ぎると視界が開け、左手に飛鳥寺が見えます。

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右手には、蘇我入鹿首塚があります。

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いつものキバナコスモスが旅人をお出迎えしています。本日は、雨の合間の為、暑さも和らいでいます。

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甘樫丘から飛鳥寺への入口に向かう右側は、宇陀と吉野の山々が見えます。日本三百名山の一つ標高904mの龍門岳もあります。

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キク科のオオハルシャギクと思われる花も咲いています。

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飛鳥寺へ入っていきます。

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飛鳥寺本堂。雨のため、木の渡り廊下は立てられています。(雨の日の風景)

飛鳥寺本堂内に安置されている飛鳥大仏については、下記の記事を参考にしてください。

ononprg.hatenablog.com

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境内にある思推殿(観音堂)建物内に観音菩薩像が安置されています。

思推とは、「しゆい」と言い、仏教で、対象を心に浮かべて考えること。荘厳を明らかにみることと言われています。

雨の日の境内には、旅人もいませんので、じっくりと思惟できるかもしれません。

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境内の木に絵馬が下げられています。少し、雨に濡れた絵馬にしっかりと願いが書かれています。

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境内にある万葉池。

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万葉池で見たあめんぼ。飴棒と書くらしく、飴の臭いがあるらしい。

雨の日に見かけることが多いと言われていますが雨との関係はなさそうで、

水の表面張力だけを支えに水面をスイスイと移動します。

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境内に「真神原の眺め」と言う立て看板があります。

朝鮮半島新羅から、はるばる飛鳥の地に来た百済新羅の人々が古都慶州に似ている風景であったことから、懐かしみ故郷を思い出していた風景との事です。

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飛鳥寺境内から見た明日香村の風景。雨でしっとりとした風景は雲とコラボされ、何かを旅人に訴えているようです。

(3)あすか夢の楽市の横にある水落遺跡

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雨にちなんで、水落遺跡を紹介。

水落遺跡は、飛鳥時代、水を使って時刻を知らせる建物があった場所です。

水落遺跡については、下記の記事内に記載していますので参考にしてください。

ononprg.hatenablog.com

 (4)香久山の麓の蓮畑等

藤原京跡を囲む大和三山の一つの香久山。天香久山とも言います。

太陽信仰の地であり、パワースポットの天香山神社があります。

天気の良い日にお参りをお薦めします。

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天香山神社へ向かう道の脇に蓮畑があります。

天香山神社の詳細は、下記の記事に掲載していますので参考にしてください。

ononprg.hatenablog.com

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奥の林の中は、藤原京跡資料館です。飛鳥・藤原地城に残る遺跡(宮・京・寺院・古墳墓など)の発掘調査や整備をおこない出土した遺物(土器・木器・金属器・瓦類・木簡など)が見ることができます。

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蓮の花は、大和に一番に合う花と思います。特に、明日香村にある飛鳥寺の飛鳥大仏の本尊、釈迦如来像はインドのお釈迦様のことで、如来は、悟りを開いた人ということです。蓮の花は、仏教と深く結びつきが深く、泥水の中から美しい花を咲かせる蓮は、泥水を煩悩、苦しみと例え、蓮は汚れることのない美しさから仏の悟りを表しています。

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盆が過ぎるころ、蓮も終わりに近づき種の葉が増えています。

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蓮畑の近くの田んぼは、周りの田んぼより、徐々に稲の穂が早く大きくなっており、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を見ることができます。明日香村には、古代米を食べれる場所もありお米が美味しい場所です。

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もう少し稲の穂が大きくなるでしょう。台風が来ないのを祈ります。

なお、奈良県には、大和水田で作られたヒノヒカリノの神武米がありお米本来の味を楽しむことができます。

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 稲穂の周りをスズメが一斉に羽ばたきます。間もなく、秋の季節が来るのでしょうか。

奈良観光の書籍「きょうの奈良 まほろばの国の三六五日」奈良県を観光するのにあたり、日めくり形式で季節毎の魅力を紹介しています。

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を今から計画を!

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以上で「季節の風景 雨の令和3年8月14日(土)の奈良県明日香村の飛鳥寺と香久山の麓の蓮畑」を終わります。