今回は、令和4年の正月が明けた、令和4年1月9日(日)に奈良県明日香村飛鳥寺周辺へ愛犬を連れて冬の風景を探してきましたので紹介します。
さて、何が見つかったでしょう!
なお、飛鳥寺境内や寺周辺の犬🐕のマナーは必須です。
🔴最初に、愛犬キャンディが新春の飛鳥寺の風景を紹介します。
・拝観時間 9時00分から17時30分(10月から3月は17時00分
・拝観料 大人、大学生 350円
高校生、中学生 250円
小学生 200円
愛犬は本堂内には入れませんが、日本最古の仏像、飛鳥大仏に会いに、飼い主が交代で入ることをお勧めします。
なお、飛鳥寺の本堂内については、下記の記事を参考にしてください。
季節の風景 春を見つけに犬と一緒に行く明日香村飛鳥寺 - 犬との旅行プランナー
甘樫丘方面から飛鳥寺へ向かいます。正面が飛鳥寺。右に鐘堂。冬の飛鳥路は、空も山も氷を透すように澄みきった大気が、他の季節では感じる事ができない感覚を包み込みこんでくれます。
飛鳥寺の参道は、季節により、色鮮やかな花々旅人を迎えてくれます。今の季節は、春を待ちわびる色鮮やかなパンジーが迎えています。
🔴飛鳥寺境内
飛鳥寺本堂。創建時、金堂が建てられた位置に現在、本堂が建っています。この建物は、江戸時代の建物です。
境内の飛鳥池の前に石仏三体の、大聖不動明王像、観世音菩薩像、弘法大師像が並び、良縁成就、商売繫盛、学業成就など、水をかけてお祈りすると、御利益があります。
令和4年になり、新たに着け代わった絵馬が干支のトラ🐯を見つける事ができました。
絵馬拡大。社務所で、受ける事ができます。
現在も利用されている丸形郵便ポスト。赤いポストが一般的ですが、蘇芳色(すおういろ)の郵便ポストは周りの景色に合わしたのでしょう。
なお、蘇芳色は、黒みを帯びた赤色。最高位に紫色に次ぐ色が蘇芳色で、高貴な色として奈良の県章の色に定められています。
神仏の儀式・舞などに使用する扇を供養している塚です。踊りの上達を願うと良いと思います。
境内から、いにしえの大和の風景を望むことができます。
🔴風の風物詩 とんど焼きの準備風景
冬の風景を新たに見つけたのは、1月15日(土)の小正月に向けた、とんど焼きが例年行われるための、わらや青竹でやぐらが作られていました。とんど焼き、当日、門松やしめ縄などの縁起物と一緒に燃やします。
明日香村の田畑の中に、とんど焼きの準備がされています。
1月15日には燃えてなくなる、今の時期しか見れない奈良の風物詩です。
とんど焼きの周りで、明日香村の子供たちが遊んでいます。この子供たちも自然にとんど焼きを覚えていくのでしょう。
(参考)とんど焼きの状況
なお、奈良県では、一般的に「とんど焼き」と言いますが、他の地方では、「どんど焼き」や「左義長」と言われています。どれも、お正月に門松やしめ飾りによって出迎えた歳神様(としがみさま)を、それらを燃やす炎とともに見送るという日本の伝統的な行事で、家内安全、五穀豊穣、無病息災を願います。
奈良市春日大社では、大とんどとして「若草山焼き」という山を焼く行事が行われ、冬の観光の目玉となっています。
令和4年の「若草山焼き」は、1月22日(土)午後6時15分から行われます。
(参考)若草山の山焼き
🔴その他
愛犬の何時ものルーティン。モグモグタイムです。
あすか夢の楽市駐車場から飛鳥寺に向かう途中にある田畑。飛鳥時代に迎賓館のあった石神遺跡跡です。遠くに、大和三山の耳成山が望めます。
石神遺跡の東側で、遺跡の発掘調査を行っていました。
🔴今回の記事参考情報
1 訪問月日 令和4年1月9日(日)
2 一行 犬(キャンディ)とお供1名
3 乗り物 自動車1台
4 旅程
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→県道206号→県道124号→あすか夢の楽市駐車場→徒歩→飛鳥寺→徒歩→あすか夢の楽市駐車場→帰路
🔴その他
いにしえの奈良の風景のカレンダーです。
奈良の写真といえば入江泰吉。没後も絶大な人気を誇る入江泰吉の写真でつづる。縦43cm、横30.3cmの壁掛けタイプの大判カレンダー。
🔴初春になりました。是非、愛犬と秋の古都奈良へ!