犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和4年1月29日(土)に、奈良県桜井市三輪へ2月5日(土)、6(日)、7(月)に初市が行われる恵比寿神社とクレープの自動販売機などについて愛犬と犬旅をしてきましたので紹介します🐶
なお、訪問地周辺の犬🐕のマナーは必須です。
1おすすめ
三輪のえびすさんと地元では、親しみのある言葉で呼ばれており、日本初の「市場の神社」でもあります。そのことから、2月5日(土)、6(日)、7(月)は三輪の初えびすが行われます。また、境内の御神木は夫婦欅と呼ばれ、良縁成就、片思い、安産、子宝を願って触れると思いが達せられるます。
三輪の初えびすに向け、提灯が並ぶなど準備中です。
恵比寿神社の初えびすのチラシです。
②珍しいクレープの自動販売機
愛犬🐶と散歩や犬旅をしていると、店に入ることが困難な場合が多々ありますが、お菓子やパンなどの自動販売機があると大変助かります。桜井市三輪には、クレープの自動販売機があり、手軽に買えて、すごく美味しかったので、紹介します。
レアチーズ、チョコバナナなど10種類以上の色んなクレープが販売されています。
本日中に食べる必要がありますが、中のクリームとクレープの生地が美味しい丁度良い甘さのクレープです。愛犬と散歩で、お腹が空いた時やお土産に,ちょうどよいです。
2 一行 犬(キャンディ)とお供1名
3 乗り物 自動車1台
4 旅程(車行程)
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート10時00分→国道24号→十市橋北詰交差点右折→県道152号→三輪交差点左折→国道169号→周辺駐車場10時30分→徒歩→三輪恵比寿神社へ
5旅程(徒歩ルート)
周辺駐車場→クレープ自動販売機(帰りに購入)→商店→無人販売店→三輪恵比寿神社→(玉井製麺所)→帰路
凡例: 🔴大鳥居 🟢クレープ自動販売機 🟠商店筋 🟡三輪恵比寿神社 🟣白玉屋榮壽 🔵今西酒造
赤の点線 徒歩経路
6内容
三輪山の麓にある三輪は、大神神社(注:犬は境内内に入れません。)で有名ですが、大昔から、大和(奈良)と伊勢への初瀬街道(はせかいどう)が通り、伊勢参りの旅人でにぎあう集落でした。明治時代以降、郡役所、区裁判所、警察署などが集まり、この地方の中心地であったため、多くの古い民家などあります。
今回は、お供が一人なため、車の中はペット用キャリーバックに乗って、三輪へ向かいます。(安全運転で頼みます。🐶)
🔴大鳥居
桜井の大神神社の大鳥居です。昭和天皇ご親拝を記念と御在位60年を奉祝して建立された高さ32、2メートル、柱間23メートルの日本一の大鳥居です。近くで見ると大きさにびっくり。😲 特に、柱の土台はすごく大きい丘です。
駐車場に車を止めて、大神神社の参道を進む途中で、右側に店頭販売の店が並ぶ途中から右折し、恵比寿神社へ向かいます。右折時、左側にクレープ自動販売機がありますが、それは帰路で。
🔴商店筋
曲がる角に、店頭販売の店があります。愛犬との散歩で手軽に買えるので、楽しいです。店頭には、ミカン、干し柿とともに、奈良県桜井市三輪は三輪そうめんでも有名なことから、そうめんふし(画像の中央の「ふし」と袋に書かれたもの)が販売されています。
そうめんふしは、麺を干す時、麺の上下にできる丸く曲がった部分を「ふし」といい 製造処ならではの郷土の味です。 地元では、お味噌汁に入れたり、マカロニ代わりにサラダに入れます。
愛犬と一緒に商店筋を進みます。
また、店頭販売の店を発見。
ここでも、そうめんふしがありました。
八百屋も兼ねているようで、地元の人が野菜を買っていきます。
愛犬も大好きな干し芋が販売されていたので、つい、買ってしまいました。
甘くて、美味しかったです。
商店筋にはいろいろな店があり、犬の散歩でテイクアウトできる寿司屋さんです。
🔴三輪恵比寿神社
恵比寿神社本殿です。市場の守護神、言霊の神、託宣を司る神さまです。
言霊(ことだま)の神とは、言葉にも神が宿り、言葉に内包された霊力、また、言葉を唱えることによって霊力が発揮され、健康促進、運気向上、繁栄につながることになります。また、市場での言葉が多くの人々に元気を与えるとともに商売繁盛につながると考えられています。
託宣を司る神とは、「事を知る」神とされることから、何かしらの出来事を意味し、出雲の国譲りの際に釣りをしており、釣りの神が転じて、豊漁の神として崇められる商売繫盛のえびす様を示します。
愛犬も境内へ。愛犬は御神木の前で、熱心にお願いしているカップルをじっと見ていました。
迎春の大きな絵馬。虎とえびす様と大黒様が描かれています。
大黒様とえびす様の石像。奥には鯛の絵馬が結んでいました。
説明板に、日本最初に開けた海拓榴市(つばいし)ゆかりの流れを汲む恵比寿神社の境内に祀られ、いわいるエビス・ダイコクのダイコクとして増殖・蓄財の護神徳が仰がれています。
海拓榴市(つばいし)とは、市場の事です。
延長4年(926)7月の大雨で、初瀬川が氾濫し、そののち海拓榴市は三輪の地へうつり、市の守護神も三輪に移され今日の三輪の惠比須神社になったとの事です。
境内にある御神木です。途中で、二つに分かれ寄り添う姿をしています。
この御神木の説明が書かれ、欅の木で、樹齢600年余り、古から夫婦欅と言われ、、良縁成就、片思い、安産、子宝を願って触れると思いが達せられる。と書かれています。
お守りを受ける社務所の横に、えべっさんのことから、縁起物の熊手やザルがありました。
・三輪恵比寿神社のホームページは下記のリンクからとおり。
🔴白玉屋榮壽
奈良県桜井市の名物みむろ最中を販売する白玉屋榮壽参道店。1844年から約170年間、製法を受け継ぎみむろ最中のみを販売しているお店。大鳥居の前に茶寮も併設する本店があり、参拝客の多くが本店に行くため、地元の人もここに店があることは知らない人が多くいます。この、参道店は創業当時の店を再現した落ち着いた店です。
店の外からみむろ最中が見えます。カリッとした最中の皮に丁度良い甘さの小豆餡が挟んでいる上品なお菓子です。お茶菓子としておすすめです。
白玉屋榮壽のホームページは下記のとおり。
🔴今西酒造
通り沿いにある桜井市三輪の老舗の酒蔵です。大神神社の御神体は三輪山ですが、三輪山を「うま酒みむろの山」と言われ、酒の神様です。毎年、11月14日に全国から蔵元・杜氏が集まり「醸造祈願祭」が行われ醸造祈願祭の後には全国の酒蔵へと杉玉が配られます。吉野の杉樽を使用し、国産のお米を使用したお酒、三諸杉は、香りもよく地元の人もおすすめのお酒が販売しています。
店前に吊るされた杉玉。最初は青ですが茶色に変わって行きます。
三輪を別名、「志るしの杉玉の里」と呼ばれ、万葉の時代、大神神社の御神木の杉を丸く仕立てて、「酒造りに三輪の大神の御守護を戴いて、美味しいお酒ができるように」祈ったこと、酒蔵の店前に、新酒の販売とともに青い杉玉を吊るす習わしが始まりました。
🔴クレープ自動販売機
今西酒造から同じ道を帰える途中、クレープの自動販売機へ立ち寄りました。
右奥の路が先ほどの三輪恵比寿へ行く商店筋と商店。クレープの自動販売機と
焼き芋の自動販売機が並んで、販売されています。店に入らなくてもよいので、犬づれでも安心して買えます。
焼き芋の自動販売機。100円です。次回、来たとき買おうと思います。
今回の目的、クレープの自動販売機です。一般的なジュースの自動販売機と変わりません。見えてるビンの容器の中に、クレープが入っており、お金を入れて希望のボタンを押すと、下の取り出し口に、品物が出てきます。ビンだけ、返却する必要があります。
製造している店は、自動販売機置かれている場所から2軒ほど隣の「三輪そうめん流し」と言う店なので安心できます。(夏は流しそうめんの店かな?)
生キャラメルスペシャルのクレープ
なお、今回は、レアチーズのクレープと生キャラメルスペシャルのクレープを購入しました。
季節により、色んな種類のクレープが販売されています。今回購入は、1個250円でした。
生キャラメルスペシャルをきると、中にキャラメルソースが挟んであり、クレープの生地と中のクリームがマッチした美味しいクレープでした。なお、レアチーズのクレープも美味しかったです。
🔴その他
・大神神社周辺から天理へ山沿いを歩く道、「山の辺の道」を愛犬と歩いてみませんか。大和三山が望める眺めの良い場所や檜原神社(ひばらじんじゃ)、長岳寺など大和の歴史と自然を楽しんでみませんか。詳細は、下記の記事を参考にしてください。
犬と一緒に行く奈良県桜井山の辺の道南コース ウォーキング① - 犬との旅行プランナー
・今回紹介した、今西酒造の「みむろ杉 純米吟」です。
是非、お酒の神様、三輪山の麓にある酒蔵で造られたお酒をお召し上がりください。
国産の山田錦米を使用した純米吟醸酒です。 飲み心地の良さがありバランス良い仕上がりのお酒です。
🔴初春になりました。是非、愛犬と古都奈良へ!