犬との旅行プランナーのキャンディ🐶です。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和4年1月8日(土)と4月23日(土)の2回、奈良県明日香村岡寺から万葉文化館駐車場間を,愛犬と犬旅に行って来ましたので紹介します。途中、待望の、ココロゴハンのドーナツ🍩もテイクアウト。美味しいかった!
なお、ゴールデンウィークの期間、岡寺では、ツツジ、シャクナゲ、ボタンなどが咲く花の寺としても、おすすめです。
今回、一部、江戸時代の旅行本、西国三十三カ所名所図会も参考に犬旅を行いました。
なお、岡寺周辺の犬のマナーは必須です。
1おすすめ
(1)奈良県内の寺院や史跡を紹介している大和名所図会は1791年発刊ですが、西国三十三所名所図会は1853年発刊のため、約60年後に発刊されました。
書籍の題名のように近畿地方2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の札所の寺を紹介した旅行本です。ただし、西国三十三所と題しながらも紀伊・和泉・河内、大和の南部までの8巻10冊しか書かれてないことから、未完成で終わった書籍です。反面、大和名所図会が60年後に発刊されたことから、筆者も大和名所図会を参考に記載されていない名所や史跡を補完した内容が書かれています。今回紹介する万葉文化館駐車場から岡寺の間にも1箇所1史跡(治田神社大鳥居(岡寺鳥居)、酒船石)が記載されています。
・治田神社大鳥居(岡寺鳥居)
岡寺の門前町の岡町は、本町通りと岡寺参道が交わる治田神社大鳥居(岡寺鳥居)付近を中心にさかえ、江戸時代から昭和時代は旅籠や造り酒屋などが建ち並んでいたと言われています。
西国三十三か所名所図会に描かれた岡寺鳥居付近。江戸時代の賑わう風景が描かれています。
鳥居の傍に建つ「おかげ灯籠」。西国三十三か所名所図会にも描かれている「おかげ灯籠」に「大神宮」が刻まれています。今は、ひっそりした街並みです。
(2)ココロゴハンのドーナツ🍩
岡寺仁王門からあるいて5分程度で着く玄米とお野菜、ドーナツのお店。
特に、手作りドーナツは有名で、テイクアウトができます。
愛犬と一緒に買う場合は、店先で店員さんが相手してもらえる犬に優しいお店です。
「きなこ」「シナモン」「きび砂糖」があり、食べるときにまぶして食べるため、きなこの美味しさが新鮮です。写真は「きなこ」のドーナツ。
2 一行 犬(キャンディ)とお供1名
3乗り物 自動車1台
4 旅程(車)
大和八木駅前広場→国道24号→国道165号→醍醐西交差点右折→縄手町交差点左折→県道124号へ突き当たるのを右折→雷交差点左折→県道124号→奥山交差点右折→県道15号→万葉文化館前交差点右折→万葉文化館駐車場
5 地図(車)
6徒歩コース(直接岡寺へ行く場合は40分程度の散歩です。)
万葉文化館駐車場→(亀形石造物)→(酒船石)→今西誠進堂(和菓子屋さん)→(飛鳥板蓋宮跡)→(犬養万葉記念館)→治田神社大鳥居(岡寺鳥居)→(La ville~都~)→岡本寺子安観音→(ココロゴハン)→岡寺→帰路
※青文字は本町通り 緑文字は岡寺参道
黄色は徒歩コース
①万葉文化館駐車場②亀形石造物③酒船石④今西誠進堂⑤伝飛鳥板葺宮跡⑥犬養万葉記念館⑦治田神社大鳥居(岡寺鳥居)⑧ココロゴハン⑨岡寺
7内容
岡寺仁王門から万葉文化館駐車場の道順で説明します。
⑨岡寺仁王門
岡寺仁王門
(大正四年の岡寺仁王門。大和名勝写真帖)(奈良県立情報図書館蔵より)
仁王門は現在と同じです。
・治田神社(はるたじんじゃ)
岡寺仁王門の前をまっすぐ歩くと治田神社があります。途中に、大石が両側に鎮座していますが、何の役目をしているか不明です、右側が巨石。
創建期の岡寺があったと推定されています。
⑧ココロゴハン
手作りドーナツの古民家カフェ。愛犬は入れませんが玄米と明日香村産や奈良産の野菜が食べれるランチがあります。
・営業日 水曜日から土曜日
・営業時間 11:00〜16:00(LO15:30)
・インスタグラム
https://www.instagram.com/cocorogohann/
道路の反対側に2台程度止めれる駐車場があります。
店正面。ドーナツが見えます。
テイクアウトした、きなこドーナツ。
ドーナツときなこを別々で持ち帰りになります。
ドーナツを美味しく食べる方法の説明書も入っています。
トースターですこし焼いて、少し熱さがとれたところに、付属の「きなこ」をまぶす。と書かれています。
きなこをまぶしたところ。
もっちり食感のドーナツ🍩。きなこの甘さも丁度よく、次回はきび砂糖も買おうかな!
ココロゴハンの前の道を下り振り返った景色。ツツジが咲いています。
岡寺の参道を下ると岡本寺が見えてきます。
岡本寺は、舒明天皇の岡本宮と言はれます。本尊は如意輪観世音で子安観音として安産、良縁、子作りに御利益があります。
宝きょう印塔 心願をもってこの塔のまわりを錫杖を鳴らしながら回ると功徳があると言われています。
正面下の石が阿字石。「阿字」は、大日如来であり、全ての始まりも意味することから、「良縁子授け」の石として、また「ア」が赤ちゃんの泣き声を連想させ、赤ちゃんの夜泣きが止む石とも言われています。
・産の宮神社(八坂神社)
岡寺の参道を下り、途中で「産の宮神社」の標識を左折すると、産の宮神社があります。安産の神様です。岡寺の参道は赤ちゃんの神社が多くあります。
参道の途中に、昭和時代によく見かけた酒造会社のレトロな看板を発見。
・徳星醬油屋
参道にある手作り醤油屋さんです。
・La ville~都~
治田神社大鳥居(岡寺鳥居)の近くにあるカフェレストラン。
・営業時間 2月~11月 平日11:00~17:00(L.o16:30) 土日祝10:30~17:00(L.o16:30)
・定休日 木曜日、第2.4水曜日
・メニュー 自家製ミートドリア ローストビーフ丼 サンドイッチ 各種パフェ アイスコーヒー など
・愛犬は入れませんがフルーツサンドやアイスコーヒーなどテイクアウトができます。
・ホームページ
⑦治田神社大鳥居(岡寺鳥居)
岡寺の参道方向
本町通り。電信柱の場所が治田神社大鳥居(岡寺鳥居)石舞台方向を望む。
岡町の中心地で石畳になっています。左の建物が犬養万葉記念館。
⑥犬養万葉記念館
日本最古の万葉集の研究者で、明日香村名誉村民、犬養孝の業績を顕彰する記念館。
庭までは愛犬と入ることができます。
・開館時間 10:00~17:00 (入館受付16:30まで)
・休館日 水曜日 (祝祭日の場合はその翌日)
・入館料 無料
・記念館内は、犬養孝さんが万葉集ゆかりの地を解説したDVDを上映したり各種資料が展示されています。
犬養万葉記念館の中庭の野外テラス。
丁度、スポットライトあたったようになりました🐶
野外テラスでは、明日香の米粉を使用したオリジナルシフォンケーキや、明日香村稲渕の棚田米を使用したオムライス、コーヒーなどが食べることができます。
⑤伝飛鳥板葺宮跡
本町通りを少し外れ、西に行くと、皇極天皇が造営した伝飛鳥板葺宮跡(飛鳥宮跡)があります。645年、中大兄皇子や中臣鎌足らによる蘇我入鹿を暗殺した乙巳の変(大化の改新)の場所で、明日香村を代表する史跡です。
・参考(めんどや)
愛犬は入れませんが、明日香村名物、飛鳥鍋(牛乳鍋)が柿の葉寿司が食べれる鍋料理屋さん、プラタモリでも撮影されたとの事です。
④今西誠進堂
焼餅やいちご大福など季節の商品を販売する和菓子屋さん。愛犬と買いに行った時は、店頭に店員さんが出てきていただき餅が買える、飼い主に優しいお店です。
詳細は、下記のリンク先の記事を参考にしてください。
ononprg.hatenablog.com・万葉文化館駐車場に入る前にある無人販売所
甘夏が200円で販売していました。
🔴万葉文化館駐車場
万葉文化館駐車場の中に、2019年3月に建てられた里中満智子さんのイラストの入りの万葉歌碑があります。「八釣川 水底絶えず行く水の 継ぎてぞ恋ふる この年ころを」訳 「八釣川を絶えることなく流れる水のようにずっと恋い焦がれています。」
2022年4月30日21:45 中森明菜さんのライブ放送の難破船を聴きながらこのプログ作成しました。
🔴岡寺へ令和4年1月8日(土)と4月23日(土)に参詣した時の記事は下記を参考にしてください。
・令和4年1月8日(土)
愛犬と行く奈良県明日香村岡寺へ厄除参り - 犬との旅行プランナー
・令和4年4月23日(土)
季節の風景 令和4年4月23日 愛犬と行くシャクナゲなどが咲く明日香村岡寺への旅 - 犬との旅行プランナー
🔴ゴールデンウイークには、是非、愛犬と明日香村へ!