犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
今回の記事は、1分以内で読めます。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和5年2月12日(日)14時30分頃に奈良県明日香村にある甘樫丘に愛犬🐶と行ってきましたので紹介します。奈良県明日香村周辺では、徐々に白梅が咲き出しており、甘樫丘の展望台へ登る道沿いでも白梅が咲き始め、飛鳥観光を代表する甘樫丘も春の足音が聞こえてきました。
私自身いつも思い、甘樫丘に来ていただいていた旅人にいつもお願いするのが、この風景は、今しか見れない最後の風景と言う事です。飛鳥時代、飛鳥宮にしても藤原京にしても遷都により、良くも悪くも風景は移り変わりました。令和の時代、徐々に変わっていっている、今の甘樫丘展望台からの風景を是非、心の眼に焼き付けてください。また、何十年後、甘樫丘へ来て、飛鳥人と同じ様に、何かを感じていただけたら幸いです。
なお、甘樫丘及び甘樫丘周辺の犬のマナーは必須です。
1おすすめ
(1)甘樫丘展望台にて
明日香村全貌、藤原京跡、大和三山の畝傍山、耳成山、香久山、大阪との県境の葛城山、二上山から生駒山系まで、一望できる展望台。
本日の甘樫丘は、暖かい風が流れ、春霞が少し感じる心地よい風景に出会えることができました。また、遠くから、飛鳥寺の鐘の音が聞こえ、ゆったりした時間が愛犬🐶と楽しむ事ができました。
写真の上の木々は桜で、3月中旬になるとピンクと白の花びらがより展望台周辺を彩り、少し風が吹くと、桜吹雪が旅人を迎えてくれます。
なお、昨年の桜の風景が、下記の(5 アクセス方法)の記事に紹介しています。
(2)甘樫丘の遊歩道に咲き始めた白梅
昭和の時代からある甘樫丘展望台から麓に降りれる木組みの階段。頂上付近の階段沿いに咲き出した白梅。
本日は、すっかり春日和で、梅の蕾もほころび始めました。来週には、満開が予想されます。
2出発月日 令和5年2月12日(日)15時30分頃
3 一行 愛犬(キャンディ)とお供2名
4 乗り物 自動車1台
5 アクセス方法
昨年、春の桜の季節に行った下記の甘樫丘の記事にアクセス方法を掲載していますので参考にしてください。
季節の風景 令和4年3月27日桜を見に愛犬と行く奈良県明日香村甘樫丘 - 犬との旅行プランナー
6 内容
(1)甘樫丘基本情報
・標高 148m
・ホームページ
(2)甘樫丘周辺地図
凡例:①甘樫丘展望台 ②豊浦宮周辺から登る遊歩道。(緩やかな遊歩道が甘樫丘展望台まで続く愛犬の足に優しい道です。)③甘樫丘の麓から甘樫丘展望台まで木組みの階段が続く遊歩道
※甘樫丘展望台から甘樫丘の尾根の遊歩道を歩いて、途中、川原展望台、万葉の植物園路、花畑など愛犬と散歩が楽しむことができます。
(3)内容
・豊浦周辺から遊歩道を上ります。
②の緩やかな遊歩道を愛犬と、さ~!進みましょう。土を固めた遊歩道のため、愛犬の足にも負担が少ない歩きやすい道です。
木々の間を遊歩道が続き登って行きます。はるか向こうに、畝傍山も望める場合があります。
麓から10分程度で、愛犬と丘の頂上付近に行くことができます。
・頂上
少し開けたところが展望台で、旅人がインスタやベンチで休憩をしていました。
甘樫丘展望台から西方向。天気の良い日に、二上山から葛城山に夕日が沈む時間は、赤く染まる大和平野の風景は必見です。
正面の山が畝傍山。その奥の2つの山が二上山。手前の池は、和田池と言い、ため池ですが、その奥に見える池は、現在、石川池と言い、第15代天皇の応神天皇が造った剣池を拡張したもので、飛鳥時代にあった池です。
甘樫丘展望台から西方向。明日香村の全貌が見えて、特に正面に日本最古の飛鳥大仏がある飛鳥寺が望めます。右の方には、飛鳥宮跡などがあり、飛鳥時代、蘇我家の邸宅のあった甘樫丘から、飛鳥人もながめていたのでしょうか?なお、飛鳥寺から出たところにある「蘇我入鹿の首塚」から反対に甘樫丘展望台が望めますから、甘樫丘から飛鳥寺へも探索をお願いします。
甘樫丘展望台から北方向。大和三山の耳成山と香久山が望めます。耳成山の手前に藤原京跡があります。
・甘樫丘展望台から甘樫丘麓へ
帰りは、急な木組みの階段を降りていきます。旅人も愛犬🐶も細心の注意が必要です。昔は、この道しかありませんでした。
途中、白梅が咲くはじめていました。
一部の白梅は、満開でした。
また、急な階段を降りていきます。
途中にある万葉集の歌碑があります。横に説明板があり、采女の袖吹き返す明日香風都を遠みいたづらに吹く「うねめの そでふきかへす あすかかぜ みやこをとほみ いたづらにふく」と書かれています。(訳)「采女の袖をあでやかに吹きかえす明日香風、その風も、都が遠のいて今はただ空(むな)しく吹いている。」藤原京が平城宮に遷都した後の、心の様子を詠っているのでしょうか。
少しなだらかな道になりました。もうすぐ麓で、約5分で着くことができます。
麓にも、満開の梅がありました。例年、梅が散るころ、桜が咲き、別れと出会いの新しい季節、明日香村にも本格的な春が来るでしょう。
7 その他
飛鳥寺の西側にある奈良県立万葉文化館に隣接する見晴台から「大口の真神原」と言われた明日香村の風景を望む。本日は、ボカボカの天気で奈良県立万葉文化館の駐車場にも多くの車が駐車されていました。
見晴台の横にある紅梅。
まだ、紅梅の蕾は固く、来週ぐらい開花するでしょう。なお、奈良県立万葉文化館の西側周辺も白梅が咲く場所でちらほらと梅が咲いていました。
以上で「季節の風景 愛犬と行く梅が彩り始めた奈良県明日香村甘樫丘(令和5年2月12日)」を終わります。