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明日香村花だより 愛犬と行く奈良県明日香村キトラ古墳周辺地区公園で咲く万葉集の山吹の花

犬との旅行プランナーのキャンディです。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

今回の記事は、1分以内で読めます。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

今回、令和5年4月9日(日)に愛犬🐶と奈良県明日香村にあるキトラ古墳周辺公園に満開になった山吹の花を見に行ってきたので紹介します🐶

なお、、キトラ古墳周辺地区公園での犬のマナーは必須です。

1 山吹(ヤマブキ)の花の風景

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奈良県明日香村キトラ古墳周辺地区公園で咲く山吹の花🌼と愛犬🐶

何故か、山吹は飛鳥時代を思い浮かべる色の花です。

ヤマブキの花期である4~5月で、「日本の春は梅に始まり、山吹で終わる」と言われる春本番に咲く花と言われています。

特に、飛鳥時代、明日香村周辺で咲いていたことから万葉集で多く取り上げられるなど、奈良県明日香村に縁のある花です。

・山吹と奈良と関係のある和歌。

「蝦(かわず)鳴く 甘奈備川(かむなびがわ)に 影見えて 今か咲くらむ 山吹(やまぶき)の花」厚見王(あつみのおほきみ)の歌

訳: 「カジカガエルが鳴いている甘奈備川(飛鳥川)に影を映して、今はもうヤマブキの花は咲いているだろうか」

厚見王が遠い地から、飛鳥川の風景を懐かしんでいるのでしょうか?

厚見王 奈良時代の皇族、歌人

「山吹の花咲く里に成ぬればここにもゐでとおもほゆるかな」西行法師の歌

訳:山吹の花が咲いたら、ここもまた、井手の里を思い浮かべる。

※井手の里 京都府綴喜郡にある井手町は市街地には「玉川」が流れ、現在も、堤には、山吹が咲いています。

西行法師 平安時代から鎌倉時代歌人。武士を捨て法師となり3年間住んでいた、奈良県吉野山の奥に庵がある奈良県に縁のある歌人。庵の名所を西行庵と言われ、桜や紅葉に時期は多くの観光客が訪れます。

2 山吹とは

春の季語でもある山吹は、4月から5月に咲きます。木の元から延びた多くの枝が弓なりになり、枝一面には山吹色の花が咲き、木々全体が山吹色の花束になります。

弓なりの枝に垂れ下がるように咲く花。山から吹く春一番の風により、山吹の花が揺れることから「山吹」という名前がついたとの事です。

5枚の可愛い花びら。なお、八重の花びらもあります。

山吹の花言葉は、「気品」、「崇高」、「金運」と言われています。

・「気品」、「崇高」

(ACイラストより)

貴族の装束に好んで取り入れられ色から。「気品」、「崇高」と言われたのでしょうか。

・「金運」

(ACイラストより)

特に黄色い花が重なるように咲く姿や谷底に落ちた小判が花になったものが山吹と言われたことから花言葉に「金運」と名付けられたられたとの事です。また、小判の代名詞の黄金色からとも言われています。

3 キトラ古墳周辺地区公園基本情報

 ①  名称

      キトラ古墳周辺地区公園

 ②住所

  奈良県高市郡明日香村阿部山67

 ③駐車場 あり 17時で閉まるので注意が必要です。

 ④散歩月日時間 令和5年4月9日(日) 16時00分〜17時00分

 ⑤一行 犬(キャンディ)とお供2名

    ⑥乗り物 自動車1台

    ⑦アクセス等

  アクセス方法等については、下記の記事を参照ください。

犬と一緒に行く世界遺産候補明日香村キトラ古墳周辺地区公園ぶらり旅(散歩編) - 犬との旅行プランナーf:id:ononprg:20230415210843j:image

山吹色の語源になったやまぶきを、見つめる愛犬。鮮やかな花は、愛犬とのインスタ映えになります。

キトラ古墳周辺地区公園北側の於美阿志神社(史跡檜隈寺跡)周辺に山吹が多く咲いています。愛犬との散歩に最適です。夕方には、多くの愛犬の散歩風景に出会えます。

飛鳥時代、飛鳥人も山吹の花を見て春を感じたのでしょう。

なお、奥に見える山は、飛鳥時代からある大和三山畝傍山

公園内には、春の訪れを告げる菜の花も咲いていました。

春本番を感じる花のタンポポのわたぼうし!公園一帯で見ることができます。

夕暮れになると、大阪府との県境の葛城山に夕日が沈みつつ、周りを、オレンジ色に染まる風景は必見です。さ~帰りましょう!

4その他

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を今から計画を!

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以上で「明日香村花だより 愛犬と行く奈良県明日香村キトラ古墳周辺地区公園で咲く万葉集の山吹の花」を終わります。