犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回、令和5年4月29日(土)に、奈良県桜井市にある花の寺 長谷寺のボタンまつりに行って来たので2回に分けて紹介します🐶
1回目は、長谷寺境内などで咲き乱れる花浪漫です🐕🦺🐾
なお、長谷寺境内は、愛犬の抱っこ必須です🐶
1 おすすめ
(1)優美な長谷寺の建築物
長谷寺と言えば、登廊(のぼりろう)。平安時代に築造されたもので、重要文化財。
399段の石段があり、天井には、風雅な長谷型の灯籠が吊るされている。今、左右には、春の花、ぼたんが咲いています。ぼたんを観ながら愛犬を抱っこして一段一段登ります。
(2)春のぼたんまつり
4月17日(土)から5月7日(日)の短期間ですが、ぼたんまつりが開催され、長谷寺境内はぼたんで満開です。
本坊前で咲くぼたん。愛犬の顔の大きさがあるぼたんの花は圧巻!傘の下に咲くぼたんは平安絵巻を思う優雅な景色です。
2 訪問情報
①訪問月日 令和5年4月29日(土)10時から12時
②天気 曇
③一行 犬(キャンディ)とお供2名
④乗り物 自動車1台
⑤旅程(車)
奈良県橿原市八木駅前広場9時30分→国道24号→葛本町交差点右折→中和幹線/県道105号→国道165号→初瀬交差点左折→県道38号→約100m先右折旧初瀬街道/県道38号→長谷寺に行くまでに左右に駐車場有(いせ辻駐車場にて駐車)10時00分→徒歩→法起院→徒歩→長谷寺→徒歩→総本舗白酒屋和菓子店→柿の葉すし とらせ長谷寺参道店→いせ辻駐車場12時00分→帰路
⑥地図(車行程)
3長谷寺基本情報
②入山時間 8時30分から17時00分
③入山料 大人:500円 中・高校生:500円 小学生:250円
④駐車場 普通車 500円(周辺の駐車場も一律500円が多いです。)
⑤本尊 十一面観世音菩薩(高さが約10mあります。)
⑥御利益 縁結び・美人祈願・金運・立身出世。
「美人祈願」で、平安時代から「美」のお寺として有名で、多くの女性の参拝者で賑わいました。
※ 言い伝え 昔々、馬頭夫人という馬のような顔立ちの女性が、長谷寺の観音様に悲願して美しい姿に変えていただいたという言い伝えがあります。
「金運」で、昔話の「わらしべ長者」の発祥のお寺です。
わらしべ長者の朱印!
※ 言い伝え 貧しい若者が、長谷寺の観音様のお告げにより”わらしべ一つ”を手に旅に出て、後に大きな富を得たという言い伝えがあります。
⑦ホームページ
4内容
(1) 長谷寺で咲く花乱舞
🔴長谷寺境内花乱舞場所等
凡例:①参道のツツジ ②登廊横のぼたん ③本堂 ④五重塔 ⑤本堂裏のぼたん
⑥五重塔下のしゃくなげ ⑦大手まり、ぼたん、ひめうつぎ ⑧本坊前のぼたん
①参道のツツジ
参道脇に咲くツツジ。
長谷寺参道。真っ直ぐ進むと仁王門がありその先が登廊。新緑も鮮やかになりつつあります。
②登廊とぼたん
仁王門と登廊。登廊の周りには、ぼたんが満開です。
登廊が続きます。
登廊からみるぼたん。あちこちでインスタ映えします。
登廊の途中で、登廊横のぼたん園にでることができます。
150種7000株のぼたんが短期間に咲き乱れます。登廊は繫屋で直角に曲がって、登って行き、斜面に沿ったぼたん園を囲むように見ることができます。奥の建物が、直角に曲がった登廊。ぼたんを漢字で書くと「牡丹」と書き、「牡」は「雄々しい」、「丹」は上乗(仏教用語の仏教の最高の教え)を表す「凡色(赤)」を組み合わせたものと、春に雄々しく咲くぼたんの特徴から牡丹とつけられたとの事です。
赤の八重咲きのぼたん。ぼたんの花言葉に「王者の風格」と言うのがあり、ピッタシのネーミングです。
ピンクのぼたん。中国では「花神」、「花王」と言い、楊貴妃のシンボルとしても知られています。
大きなぼたんが集まると圧巻です。長谷寺のぼたんの始まりは、唐の皇妃、馬頭婦人が長谷寺の観音様の霊験を得たお礼として宝物にぼたんを添えて献上したのがはじまりと伝えられています。
本堂に行くまでに、3つの登廊がつながっており、途中にある手水舎もある繫屋と言う場所です。本堂横の開山堂に行く石段の周りは、新緑でまた、違う風景に出会います。
③本堂
国宝の本堂です。徳川時代に造られた本堂で、入母屋造りの観音堂で懸造り(舞台造り)があるのは、清水寺と同じです。
手前が礼堂(外陣)で、奥に本尊の十一面観音菩薩が安置されている正堂(内陣)です。
今回は礼堂で、緋毛氈(ひもうせん)が敷かれ舞を踊る準備がなされていました。
⑤本堂裏のぼたん
本堂裏にもぼたんが咲いていました。なお、本堂裏には本尊の十一面観世音菩薩を小さくした十一面観世音菩薩が安置しています。昔は、この十一面観世音菩薩しか見れなかったらしいです。
本堂の舞台から長谷の山々を望む。奥深くに建つ雄大なお寺に、一度訪れるのをお勧めします。
本堂の舞台から望む五重塔。多くの旅人が撮影するスポットです。
④五重塔
豊臣秀頼により再建された三重塔が明治9年3月に焼失し、昭和29年に再建された塔。
シャクナゲの花も咲き乱れていました。
シャクナゲは、石の間の南に咲く花として「石南花」と書き、呉音読みして「シャクナゲ」となりました。シャクナゲの花言葉は、採りに行くのに危険を伴うことから「危険」「警戒」という花言葉をもつ一方、高山の奥地に咲くことから「高嶺の花」とも言われています。
⑦ひめうつぎ、大手まり、ぼたん
ひめうつぎと言う花です。日本原産の花で、別名、「姫空木」と言うとの事です。
ヒメウツギの名前の由来は、幹の中が空洞になっていることから、空木と呼ばれるようになったと言われています。また、おからの形がウツギの花と似ていることから卯の花とも呼ばれています。
大手鞠(おおてまり)とぼたん
大手鞠は、花が集まりおおきな鞠の様な花から大手鞠と呼ばれたとの事です。原産地は日本で、花言葉は「天国」「私は誓います」「華やかな恋」「優雅なたしなみ」などです。特に「天国」は、天国に咲く花の様子からとの事です。
ぼたんの花びらに雨がかからないように和傘をかけて、開花を長くしています。
和傘とぼたんの風景は、日本独特で、今しか見れないおすすめの絵です。
手のひらよりも大きいぼたんの花は見事です。
⑧本坊とぼたん
根本道場である大講堂や書院などがある建物です。
本坊の前の広場にあるぼたん園。ぼたんの数には圧巻!
ぼたん園から本堂を望む。この風景もゴールデンウイーク期間中でしょうか。
初瀬山の中腹にある長谷寺は、境内と花めぐりを行うと1時間強かかる、見所が多い雄大なお寺でした。
本坊から出口に向かう途中に、亀池があり、亀の上に乗る亀と愛犬の記念写真。
ぼたんを見まくりました。さ~帰りましょう。次回は、更なる長谷寺に関する深堀と参道にある草餅屋やお土産を紹介します。
4その他
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