犬との旅行プランナー🐶です。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和6年8月16日(金)に、奈良県の明日香村にある飛鳥寺周辺へ、愛犬と夏のいにしえの風景を探しに行ってきましたので紹介します。また、明日香村観光のお土産も購入しましたので、2回に分けて紹介します。1回目は、飛鳥寺周辺の夏の風景を、愛犬🐶と紹介します。
なお、飛鳥寺周辺の犬のマナーは必須です。
この記事は、1分程度で読めます。
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🟢明日香村内あすか夢の楽市東側の青田の風景
稲を見つめる愛犬と、遠くに大和三山の一つ耳成山、香久山、左手にあすか夢の楽市
松尾芭蕉が奈良で詠った「楽しさや青田に涼む水の音」のように、明日香村飛鳥寺周辺では、青々と成長した青田が広がり風に吹かれて稲が揺れています。愛犬と、水路に流れる水の音と遠くで聞こえる蝉の声、稲の匂いが日本の原風景を味わうことができる場所です。
あすか夢の楽市東側の風景。青田が広がる奥の農家の裏手に望めるのが「大和飛鳥城跡」の丘。
築城者や築年代は不明ですが、飛鳥時代ではないでしょうか?今は、曲輪(くるわ)、土塁(どぐう)、空堀(からぼり)などが残っています。
青田が広がる道を愛犬🐶と飛鳥寺へ向かいます。この日は、朝から、曇り空で愛犬と明日香村の散歩ができる道の温度でしたが、晴天の日は、明日香村が含まれる奈良中南部の道が熱くて愛犬の散歩が困難です。なお、この記事の作成時、令和6年8月24日(土)は明日香村の暑さも少し和らぎ、16時頃は愛犬と散歩が可能です。
🟢飛鳥寺周辺
参道横には、春夏秋冬毎に風景が移り変わり、夏は、可憐が花が疲れた旅人を迎えています。(右手はコスモス、左手はマリーゴールド)
明日香村の山々が広がる中、白いコスモスと猫じゃらしが推しの風景です。
ブラキカムと言うコスモスの一種でしょうか。
飛鳥寺西門から望む甘樫丘。手前の五輪の塔は「蘇我入鹿の首塚」。
首塚の供養のため周辺には色々な花が咲きます。
※「蘇我入鹿の首塚」とは、皇極天皇4年(645年)6月12日、飛鳥板蓋宮の乙巳の変で、飛鳥板蓋宮(現、飛鳥宮)で蘇我入鹿が中大兄皇子たちによって暗殺された際、その首がこの地まで飛んできたとされ、首を供養するためにここに埋葬されたとも伝えられています。
蘇我入鹿首塚から、南側、飛鳥宮跡、橘寺、奥明日香方向を望む。手前に咲くキバナコスモス、奥に咲く真っ赤なけいとう。
夏の終わりに咲くキバナコスモス。今後、初秋の明日香村は、色とりどりの花が旅人を迎えます。
飛鳥寺の南側に広がる日本文化の故郷と言われる真神ヶ原(まがみはら)。青々と広がる青田の風景、明日香村原点一推しの風景。秋になるとサイクリングで明日香村を探索する旅人が訪れます。
万葉集にも謡われ「 大口能 真神之原尓 零雪者 甚莫零 家母不有國」(作者「 舎人娘子(とねりのをとめ)」 読み 「 大口の、真神の原に、降る雪は、いたくな降りそ、家もあらなくに」意味 「真神の原に降る雪よ、そんなにはげしく降らないで。家もないのですから。」)
🟢飛鳥寺境内
飛鳥寺本堂。
・拝観時間 4月~ 9月 9:00~17:30(受付は17:15まで) 10月~3月 9:00~17:00(受付は16:45まで)
・概要 596年(推古4年)に蘇我馬子によって建てられた本格的な伽藍配置の日本で最初の大寺院。本堂内には日本最古の大仏「飛鳥大仏」が鎮座しています。
飛鳥寺境内に鎮座する扇塚の傍に咲く桔梗。
※扇塚(おうぎつか)日本舞踊の扇を供養する塚。時々、和服を着た人がお参りする場面に出逢えます。
夏に咲く桔梗(キキョウ)が旅人を迎えています。
星の花びらが特徴の桔梗。秋の七草に含まれ、可憐な花は飛鳥寺に似合います。
※秋の七草 奈良時代初期の歌人 山上憶良が詠った、秋の野原に咲く美しい花「萩(はぎ)の花 尾花(おばな) 葛花(くずばな) 撫子(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔(あさがお)の花」なお、朝顔(あさがお)は今の「桔梗」との事です。
桔梗の花言葉は、「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」
「春風以接人 秋霜以持己」と書かれた石碑の傍に咲く白い桔梗。
※「春風以接人 秋霜以持己」とは、「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む。」で、訳文は「春風のなごやかさをもって人に応接し、秋霜のするどさをもって自らを規正する。」です。
万葉池の傍にたたずむ石仏三体。左から大聖不動明王様、観世音菩薩様、弘法大師様。
お祈りすると良縁成就、商売繁盛、学業成就がかなえられます。
万葉池の蓮。つぼみがありました。
🟢その他
明日香村周辺農家が栽培するの新鮮な野菜や果物、お土産物やお菓子などが販売している「あすか夢の楽市」。飛鳥の旅で疲れた時のお餅や柿の葉寿司なども販売。明日旅の一押しのお店。なお、店内には愛犬は入れません。
・営業時間 9時~17時
飛鳥寺周辺の真神の原を愛犬と散歩を満喫中。草の匂いに離れなくなる愛犬。
さ~。次の場所へ行きますよ!
2基本情報
・ 訪問日 令和6年8月16日(金)15時00分から16時00分頃
・ 天気 曇
・ 一行 愛犬1匹+お供2人
・ 乗り物 自動車1台
・ 旅程(車)
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート10時00分→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→醍醐西交差点右折→国道165号→縄手町交差点左折→県道124号→雷交差点直進100m左折→あすか夢の楽市駐車場→徒歩→あすか夢の楽市東側→飛鳥寺→徒歩→あすか夢の楽市駐車場右折→雷交差点直進100m右折→奥山交差点直進→県道15号→約200m右折→飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラス→帰路
・車地図
3その他
旅先や日常で、何気なく目に留まったものでも、写真や動画の撮影を1秒で開始できるので、慌ただしい場面でもその瞬間を逃さないなめらかな動画が撮れるアクションカメラです。
是非、愛犬と奈良旅行を今から計画を!
以上で「明日香村花だより 奈良県民推しの場所 愛犬と行く飛鳥寺境内に咲く桔梗ほか(令和6年8月16日)①」を終わります。