犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

犬と一緒に行く、紅葉シーズンの黒塚古墳、長岳寺と土産ぶらり旅(前半)

犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします
2019-11-23 今回は、朝起きて、ぶらりと犬と一緒に行く、紅葉シーズンの黒塚古墳、長岳寺と土産ぶらり旅

のプラン例を紹介します。この記事は、前半として愛犬と一緒に行った黒塚古墳までを紹介します。

1 おすすめ内容は、

  •  黒塚古墳の紅葉と頂上の眺め 
    f:id:ononprg:20191125232803j:image黒塚古墳の紅葉
  • TVドラマ「鹿男あをによし」のロケ地としても有名

2 一行 犬(キャンディー)とお供1名(お供1名は仕事中)

3 乗り物 自動車1台

4 コース 

奈良県橿原市内スタート10時40分→国道24号→県道152号→国道169号→黒塚古墳展示館駐車場→徒歩 黒塚古墳→長岳寺→御陵餅本舗→黒塚古墳展示館駐車場→帰路

5旅程

6徒歩ルートf:id:ononprg:20191126072955j:image現在地(赤表示)が黒塚古墳展示館駐車場で、上に、黒塚古墳展示館や黒塚古墳があります。

駐車場から、5分程度で着きます。黒塚古墳から長岳寺は、後編で紹介します。

内容

(1) 奈良県橿原市から国道24号経由県道152号、国道169号で黒塚古墳展示館駐車場(コンビニの奥に駐車場があります。)に着きます。
f:id:ononprg:20191126190644j:imageお供が1人の時は、車の助手席に乗っていつも外を見てます。

(2)黒塚古墳

 誰の墓かは不明で10代祟神天皇の時代に側近として活躍した豪族の墓とのことです。

 この古墳が一躍有名になったのは、平成9年の発掘調査で33枚の大量の三角縁神獣鏡と画文帯神獣鏡1枚が発見されたためで、地震などにより古墳が崩れた結果と、戦国時代から江戸時代には古墳の上に柳本城やその後、陣屋があり盗難が防げたためとのことです。特に、三角縁神獣鏡は、卑弥呼が魏から銅鏡百枚を下賜されたという『魏志倭人伝』の記載から,邪馬台国の所在地とも関連して注目されています。
f:id:ononprg:20191126130025j:image

三角縁神獣鏡レプリカ(鏡の縁の断面形状が三角形状となった大型鏡)
f:id:ononprg:20191126224648j:image埋葬物の位置関係
f:id:ononprg:20191126183758j:image発掘調査の写真(三角縁神獣鏡が左側にあります)なお、この原寸大のレプリカが、黒塚古墳展示館にあります。
f:id:ononprg:20191126184624j:image黒塚古墳展示館入口(入場は無料ですが犬は入れません。お供2人で行く必要があります。)

古墳周辺にも、説明表示がありますが、展示館の中は、古墳の模型や出土品のレプリカと古墳時代の大和の説明などがあります。
f:id:ononprg:20191126191655j:image時期により、いろんな催し物を行っています。
f:id:ononprg:20191126225631j:image黒塚古墳の周りは周濠で囲まれています。(記載内容は、下記を参考)

さて、黒塚古墳へ行きましょう。(黒塚古墳内は、犬の散歩が禁止のため、愛犬(キャンディ)を抱っこして見学しました。)
f:id:ononprg:20191126225156j:image大きな石碑が建っています。
f:id:ononprg:20191126231343j:image後円部へ登る階段
f:id:ononprg:20191126231416j:image頂上から、長岳寺方向を望む(古墳の頂上は、中央に石室を表すタイルがあり、平坦になっています。)
f:id:ononprg:20191126231436j:image石室
f:id:ononprg:20191126231502j:image頂上から、北側を望む
f:id:ononprg:20191126231515j:image頂上から南側を望む(畝傍山が遠方に見えます。)

(参考)

黒塚古墳の説明があり、下記の説明文が書かれています。

史跡 黒塚古墳(古墳時代前期)

「黒塚古墳は、坂丘の主を東西方向に置き、後円部を東にする前方後円墳です。
全長約130m、後円部直約72m、高さ約11mの規模を有します。後円の調査では、中央部において主に直行する南北方向の竪穴式石室を検出しました。竪穴式石室は南北長さ約8.3m、北小口幅は約13m、南小口幅は約0.9m、高さ約1.7mです。石室規模は全国第4位の規模であり、特に墳丘の規模の比較からすれば長大な石室が作られていると言えます。石室の構造は、下部を3~4段が人頭大の自然石を積み上げ、この上部から天井部までは板石により強く持ち送りながら壁画を作っています。 このため板石で積まれた壁面は、 断面が三角形状を呈する合掌式の竪穴式石室であることがわかりました。
石室内には南北長さ約6.2m、 編約1mの結士で作られた棺台が置かれていました。断面はU字形であることから、 本来は割竹形木棺がこのうえに置かれていたことでしょう。 ほぼ中央部は鮮明な朱色を呈しますが、分析の結果水銀朱が付着していますおそらくこの範囲が被葬者の埋葬された場所と考えられます。
石室に残された遺物は盗堀を免れ理葬された当時のまま出土しました。 棺内の遺物は画文帯神獣鏡1面が立った状態であり、その画脇からは刀剣が2振り置かれていました。 棺外では33面という大量の鏡が、 棺と壁画の間、 および北小口に立てかけるように置かれていました。 鏡式は全て三角縁神獣鏡であると言う点もこれまでにない特徴です。 そして鏡に重複するように、刀剣類 、鉄鍬、槍などが出土しました。
今回の調査成果は、 古垣築造に込められた当時の埋葬思想の解明ばかりか、初期ヤマト政権の成立を究明する重要な資料となるでしょう。

(3)TVドラマ「鹿男あをによし」のロケ地
f:id:ononprg:20191126235310j:image平成20年にフジテレビが奈良を舞台に放送したファンタジーな内容のドラマ。主人公の神様の遣いの鹿(声 山寺宏一)、玉木宏多部未華子綾瀬はるか児玉清佐々木蔵之介などが出演。また、音楽は佐橋俊彦が手掛けオープニングテーマの雄大で清々しい音楽(ドラマ内では、音楽とともに若草山から見た奈良が映されている)とエンディングテーマの壮大で荒々しい音楽(奈良公園内を多くの鹿が一斉に走っている)がマッチしていて、何回も聞いてしまいます。(音楽は、ユーチューブなどで検索)  また、奈良の史跡も多く撮影に使われあちこちでロケがありました。奈良では、奈良公園周辺以外に、ここの黒塚古墳展示館、石舞台古墳近鉄天理駅などがあります。特に、児玉清さんが黒塚古墳展示館に訪れ、このドラマのキーポイントとなる三角縁神獣鏡が関係しています。事前に、下記のロケマップや再度、ドラマを見ていただくことにより、より一層、奈良観光が楽しめます。

鹿男あをによし ロケ地マップ/奈良県公式ホームページ

 

「鹿男あおによしーフジテレビ」は、こちらへ

鹿男あをによし - フジテレビ

(4)まとめ

黒塚古墳前の公園については、自由に犬と散歩ができますので後半記事の長岳寺と一緒に訪れる事を、おすすめします。

以上で、「犬と一緒に行く、紅葉シーズンの黒塚古墳、長岳寺と土産ぶらり旅(前半)」を終了します。後半の「犬と一緒に行く、紅葉シーズンの黒塚古墳、長岳寺と土産ぶらり旅(後半)」へ続きます。

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