犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
令和2年9月21日(月)に、奈良県桜井市から天理市までの山の辺の道(南コース)約12kmを愛犬キャンディとお供2人でウォーキングをしたので数回に分けて紹介しています。
山の辺の道は、三輪山、巻向山、龍王山などの麓を歩く道で、高低差の少ない事から、小型犬と一緒のウォーキングに適しています。また、山の辺の道の途中には、神社、古墳、愛犬と休憩する場所などが多数あります。是非、愛犬と一緒に秋が深まる古都奈良へ観光に来てください。
前回、大神神社前から桧原神社までの山の辺の道を紹介をしました。記事については、下記を参照してください。
今回は、桧原神社から天理トレイルセンターまでを、紹介します。
1おすすめ
(1)不思議に落ち着く風景が多数山の辺の道の道沿いに溜池や古墳が多くあります。愛犬と水鏡になった池を望む。
(2)山の辺の道の道沿いにある無人販売
山の辺の道の道沿いには、新鮮な地場産の野菜や果物が無人販売されています。スーパーなどのように犬が店に入れない不便さがありません。特に、山の辺の道周辺は、天理市発祥の利根柿など柿の産地で、秋から冬にかけて新鮮で低価格で販売しています。
2行程
桧原神社→桧原神社茶店→神籬(ひもろぎ)遺跡→景行天皇陵(渋谷向山古墳)→崇神天皇陵→天理トレイルセンター
山の辺の道
①〜② 大神神社前〜桧原神社(前回)
②〜③桧原神社〜天理トレイルセンター
約4km、1時間30分
3内容
(1)桧原神社茶店
桧原神社の鳥居を出て直ぐにあります。
桧原神社鳥居
入麺、そうめん、わらび餅など地元の食材が食べられます。店の人は愛想も良く、愛犬の水筒の水を入れさしていただきました。
テラス席で愛犬と一緒に食事ができます。
手作りのよもぎ餅をいただきました。(甘さ控えめです。)
栗、梅干し、巻き寿司、草餅など販売されているものを食べれます。
(2)桧原神社茶店からひもろぎ遺跡へ
車が走らない山沿いの遊歩道を愛犬と歩きます。
歌碑 「巻向の山邊とみて行く水のみなあわの如し世の人われは」柿本人麻呂 作
解釈「巻向山から流れる川は、流れが急で、鳴り響かせながら流れゆく水に浮かぶ水の泡のように、この世の中を生きる私たちは」
※山の辺の道沿いには、万葉集や古事記の歌、38の歌碑が設置されています。
道沿いには、色んな品物が販売されています。左下の赤い物は、魔除けとして玄関に飾られる、赤とうがらしが売られています。
歩きやすい道ですが愛犬も疲れて抱っこです。なお、一部、車が走る県道を歩く場所があるので注意が必要です。
道沿いのザクロの木にザクロがなりつつあります。
(3)神籬(ひもろぎ)遺跡
山の辺の道を歩いていると、左側に見えてきます。
神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代となる場所
丁寧に由来の説明が書かれています。
(4)神籬(ひもろぎ)遺跡から景行天皇陵(渋谷向山古墳)へ
山の辺の道を歩くと眺めの良い場所がいくつもあります。
直線道路で両側に田んぼの開けた場所を200m程度歩きます。
(5)景行天皇陵(渋谷向山古墳)
日本武尊の父に当たる第12代景行天皇の墓。前方後円墳でその全長は300m。周囲には1㎞にも及ぶ濠がめぐっています。
山の辺の道から景行天皇陵を望む
(6)景行天皇陵(渋谷向山古墳)から崇神天皇陵
歩いていると、赤い花が見えてきます。
彼岸花が満開でした。なお、道沿いにコスモスも咲いている場所もあります。
(7)崇神天皇陵(行燈山(あんどんやま)古墳とも呼ばれています。)
大和朝廷の創始者とされる第10代皇、崇神天皇の墓と言われています。
前方が全長約242mの前方後円墳。
崇神天皇陵の後ろに、立子塚古墳があり、古墳に囲まれた池のため、風がなく水面が鏡になって神秘的です。
立子塚古墳から歩いて、15分程度で、休憩所の天理トレイルセンター入口に着きます。
天理トレイルセンター入口に到着
以上で、「犬と一緒に行く奈良県桜井山の辺の道南コースウォーキング②」を終わります。