犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

番外編 奈良県民がおすすめ 平安時代 純愛の和菓子「静か おだまき最中」

犬との旅行プランナー🐶です。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

近くに愛犬と行ったのに、見忘れた後悔を少なくなるようにをモットーに書いています。

昨今、奈良県の歴史あるパン屋さん、和菓子屋さん、洋菓子さん等は、時代の情勢、後継者不足などにより幻になる商品が増えてきています。今のうちに、買って食べてみませんか🐶

今回は、いつもの愛犬との犬旅ではありませんが、愛犬🐕‍🦺🐾と奈良県大和高田市の近くに来県した時は、是非、購入をおすすめする「おだまき最中」を紹介します🐶

1おすすめ

奈良県大和高田市は、平安時代の美人の舞姫源義経と純愛を貫いた静御前の母、磯野禅尼の出生地で静御前終焉の地とも言われ、更に、終戦後、ユニチカの大日本紡績の工場も立地していた例が示すように、現在でも繊維産業は大和高田市の基幹産業であることから、織物の器具を模した「おだまき最中」が大和高田市の銘菓として、知る人ぞ知る和菓子です🐶

静御前が純愛した源義経を慕って詠んだ歌の中にある(おだまき)と糸巻き(おだまき)を模した大和銘菓『静の おだまき最中』。

パリパリの最中の皮の中に、ほど良い甘さの餡はおすすめ!静御前の心情を思いながら食べてみませんか。愛犬も興味津々!

なお、ドラえもんの「しずかちゃん」は静御前からきているようです。

2おだまき最中基本情報

(1)販売店  御菓子処 よこぜん本店

(2)住所 大和高田市片塩町17-12

大和高田市市街地 凡例:①御菓子処 よこぜん本店 ②大中公園内静御前の歌碑 ③春日神社内弁慶七つの石

①御菓子処 よこぜん本店の場所詳細

大阪南の玄関口であべのハルカスがある阿部野橋駅から奈良県橿原市橿原神宮駅を結ぶ近鉄南大阪線の途中にある高田市駅高田市駅横の片塩商店街を進んで5分程度によこぜん本店があります。

片塩商店街入口。多くの店が閉まる中、よこぜん本店は頑張っています。なお、奈良県大和高田市西三倉堂1丁目8−9に、「よこぜん三倉堂店」があります。

よこぜん本店店頭。愛犬🐕‍🦺🐾との散歩のついでに立ち寄って購入する事ができます。

(3)営業時間 8時〜18時30分

(4)定休日 木曜日

(5)価格 令和5年12月1日現在 1個 130円

一つ一つ白い紙で包まれ、湿らないようにしています。1個売りもしています。

5個から48個入まで箱詰めでも販売していることから、手軽な家族なお土産からご挨拶のお土産やお年賀のお土産にも最適です。

最中の表面は、糸巻きの糸を表す細かい横線がデザインされています。

(6)ホームページは以下のリンク先から閲覧できます。

奈良大和高田の和菓子 おだまき最中 よこぜん三倉堂店 - 奈良大和高田の和菓子 おだまき最中 よこぜ三堂店

(7)由来

「おだまき最中」と命名大和高田市のお土産として販売している由来は下記からです。

🟡静御前終焉の地にちなんで、大和高田市静御前に関連する史跡がおおくあります。静御前源義経への純愛を貫き波乱万丈の人生の概要は以下の通りです。

🔵平安時代の末期、白拍子の創設者と言われる磯禅師の娘。静御前は美人で日本一の白拍子の演者として知られていました。

(参考)

(イラストACより)

白拍子(しらびょうし):白い直垂・水干に立烏帽子、白鞘巻の刀をさすという男装で歌や舞を披露した芸事。

※神奈川県茅ヶ崎海岸の鳥帽子岩:

(写真ACより)

サザンオールスターズの歌詞て有名な茅ヶ崎海岸の鳥帽子岩は、静御前が鎌倉から京へ帰り道、途中、茅ヶ崎の海岸で、かぶっていた立鳥帽子を、由比ガ浜に葬られた愛しいわが子を思い、波に流したのが「鳥帽子岩」となり今も鎌倉の海を見つめているとの伝説があります。

平安時代末期、源平合戦の英雄「源義経」の一途の愛を受けた静御前も、源義経へ純愛を貫く中、奈良県吉野山源頼朝に捕まり、鎌倉の地に幽閉されました。その後、源頼朝の命で、「鎌倉万歳」を祝う奉納の日に鎌倉・鶴岡八幡宮にて、鎌倉幕府を讃える奉納舞を舞う中で義経を恋う歌を舞ったと言われています。その後、母、磯禅師と伴に奈良県大和高田市にて一生を過ごしたと言われています。

鶴岡八幡宮にて義経を恋う歌:

吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき」「しづやしづ賤のおだまき繰り返し むかしを今になすよしもがな」 

歌意:「(奈良県)吉野山の白雪を踏み分けて山の奥深く入っていってしまったあの人(源義経)が恋しく思います。」

「静よ静よと繰り返し私の名を呼んでくださったあの昔のように懐かしい判官様の時めく世に今一度したいものです」

賤のおだまき:糸巻き。糸巻きがくるくる回る様子から「繰り返す」の比喩を表しています。

(イラストACより)おだまき(糸巻き)

②大中公園内静御前の歌碑

大和高田市民の憩いの場で、春は隣接して流れる高田川畔の千本桜が見事に咲き花見客で賑わいます。秋は、紅葉🍁を見る事ができる公園内に静御前の歌碑があります。

歌碑表面。「しずやしず 賤のおだまき繰り返し むかしを今に なすよしもがな」

歌碑の裏面。先程の「由来」と同じような事かま刻まれています。

静御前は大和高田の宿の長者磯禅師の娘といわれる。
京に遊んで歌舞の名手となり、立烏帽子に水干鞘巻を帯びたる麗姿は都人の賞讃をあびた。 

かくて源義経と結ばれたが頼朝に追われ吉野山義経と別れ捕えられた。
鎌倉鶴岡八幡宮の社頭、頼朝・政子の前に夫を想う曲を舞い、後許されて大和に帰り母子とも磯野の里におわるという。
ここに静御前の遺跡を示す村絵図により記念碑を建つ。

昭和五十三年七月  高田川を美しくする会」

静御前の歌碑がある大中公園の池の中に白拍子の演者である静御前にちなんで桜華殿(浮舞台)があります。

年に何回か、能が演舞されます。

春日神社内弁慶七つの石

当麻街道沿いに鎮座する春日神社。 毎年7月11日に開催される「大中チャンチャン」祭で有名な社。

源義経一行(源義経静御前、弁慶など10名程度)が兄の源頼朝に追われた際に静御前の母親である磯野禅尼が住む礒野の地を訪ね、この七つの石に腰掛けて一休みしたと伝わつています。

以上、大和高田市内を静御前の史跡をめぐり、大和銘菓『静の おだまき最中』を「御菓子処 よこぜん本店」で購入して美味しいかったよ🐶。

🔴その他
昨今、色々なラーメンが販売されていますが、奈良県の元祖ラーメンと言えば、奈良天理ラーメン。一度、食べてみませんか。

天理スタミナラーメン3食入り。

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と奈良旅行を!

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以上で「番外編 奈良県民がおすすめ 平安時代 純愛の和菓子「静か おだまき最中」を終わります。