犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

1300年前の“日本の時刻制度の原点” ― 古代の謎にふれる愛犬と行く奈良県明日香村の史跡めぐり〜飛鳥水落遺跡編〜(令和7年11月14日)

犬との旅行プランナー🐶です。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

1300年前の遺跡が目の前で見れる、古代の謎が眠る明日香村。今回は、明日香村の飛鳥にある「飛鳥水落遺跡」へ、愛犬🐶と行ってきましたので紹介します。

なお、飛鳥水落遺跡に人が触れたり登ったりすると、わずかな圧力や摩擦でも劣化・損傷の原因になります。酒船石には、触れない、登らないようにお願いします。

また、明日香村周辺での犬のマナーは必須です。

① 愛犬と歩く明日香村・飛鳥水落遺跡(飛鳥時代の鼓動が、いまも地上に響く場所へ)

明日香村を歩くと、どこか空気が静かで、時間の流れがゆっくりと感じられます。
その中でも、とりわけ「時の重み」を強く感じられる場所が、今回愛犬と訪れた飛鳥水落遺跡でした。

ここは、飛鳥時代日本初の水時計(漏刻) が設置された場所。
1300年以上前、ここで国家の“時刻”が管理されていたのだと思うと、思わず胸が熱くなります。
そして今日、静かに佇む石組みを前にすると――

「飛鳥の時代が、そのまま目の前に残っている」この事実に、言葉を失うほどの感動を覚えました。

愛犬は不思議そうにまわりをクンクンしながら、どこか落ち着いた様子。
まるで当時の役人が忙しく働いていた空気を、感じとっているかのようでした。

② 水落遺跡とは?──日本で初めて“公式に時刻が測られた場所“

水落遺跡は、天智天皇の時代(7世紀)に設置された 漏刻(水時計 の跡です。
水の流れる量で時刻を計測し、その結果を楼上で太鼓や鐘で知らせていました。

周囲には当時の建物の礎石や石組み水路が残り、今もはっきりと施設全体の構造が分かるほど。


www.youtube.com


特に驚くのは、
「1300年前の設備が、そのまま地表に姿を現している」
ということ。

石組みの槽、流路、階段状になった水槽……
教科書でしか見たことがないような遺跡が、柵もなく目の前に。その圧倒的なリアリティは、まさに明日香村ならではの魅力です。

飛鳥水落遺跡の説明板には、当時の様子が説明されています。

〇説明板内容

史跡 飛鳥水落遺跡
Historical Site Asuka Mizuochi Site
史跡指定 昭和51年2月20日

斉明天皇6年(660年)5月、皇太子中大兄皇子(のちの天智天皇)は、日本で初めて水時計を作って人々に時刻を知らせた、と『日本書紀』に書かれています。『日本書紀』はその場所について何も語っていません。1981年この水時計の遺跡が、ここ飛鳥水落遺跡で掘り出されたのです。ここでは、幅広く、堅固に築いた水時計建物と、建物内の中央で黒漆塗りの木製水槽を使った水時計装置とが見つかりました。水時計建物を中心にして、水を利用したさまざまな施設があることもわかりました。当時の日本は、中国の先進文明を積極的にとりいれて、律令制に基づく中央集権的な国家体制を急造したとのさつがあります。中大兄皇子は、中国にならい政治や人々の社会生活を、明確な時刻制度によって秩序づけようとしたのです。時計装置の製作と運用は、当時の、最新かつ最高の科学技術を修得した国家的な大事業であったことでしょう。その意味において、飛鳥水落遺跡は律令国家確立への記念碑といえるでしょう。

③ 現地で感じる“飛鳥の時間”の存在感

水落遺跡を歩いていると、脳裏に浮かぶのは内部の姿――

(飛鳥水落遺跡内部想像図)

内部は薄暗く、ひんやりと湿った空気が流れており、中心部には水を落とすための仕組みが精密に組み込まれていました。

水が一定の間隔で滴り落ち、そのリズムが時刻を刻んでいたため、内部には静かな「水音」が絶えず響いていたはずです。

この規則正しい水音は、飛鳥時代の人々にとって“国家の時間”そのものを感じさせる音でしたのでしょう。

中で働く役人は、上層では巨大な水槽が吊られ、下層では役人が水量を読み取り、天文や暦の計算を行っていた様子。また、その計算結果から時刻を知らせるための鐘を鳴らしていたのでしょう。/>この緻密な作業が、この建物内で行われていたのだと思うと鳥肌が立ちます。

そして何よりも、
遺跡そのものが当時と同じ場所に“むき出し”で残り続けている。

中央の長方形の枠は水時計受水木箱跡。板の下の地中に水路が埋められています。

その感覚は、他の史跡ではなかなか味わえません。

柱の位置を示すモニュメントの間にいる愛犬

愛犬も、風に揺れる草むらの音を聞きながらじっと石槽の前で、静かな時間がゆっくり流れていきました。

愛犬と、1300年前の飛鳥水落遺跡の様子を想像するのも良いでしょう。

(1300年前の飛鳥時代の飛鳥水落遺跡の建物想像図。)11m四方の二階建ての建物で、二階には時刻を知らせる鐘がつられていたと言われています。建物の奥には、大きな敷地に五重塔や金堂などがあった飛鳥寺です。

④ まとめ 1300年前の“時の技術”が、そのまま残る遺跡

水落遺跡は、ただの史跡ではありません。
ここは “日本の時刻制度の原点” であり、飛鳥の息づかいが今も確かに感じられる場所。

愛犬と並んで石槽を眺めながら、「こんなにも古代の遺構が、風の匂いまで当時のまま残っている村は他にない」と改めて実感しました。

明日香村の魅力は、まさにこの“時間を超える感覚”なのかもしれません。

(飛鳥水落遺跡から東方向を望む。1300年前、飛鳥寺があった場所は、今は、のどかな田畑の飛鳥路の風景に変わりました。)

歴史に興味がある人はもちろん、静かな散歩を楽しみたい人にもおすすめの場所です。
そしてぜひ、近くにある飛鳥寺や川原寺跡にも足を伸ばしてみてください。
飛鳥水落遺跡を中心に、飛鳥の歴史がさらに立体的に広がってきます。

⑥ 基本情報

① 訪問日 令和7年11月14日(金)15時30分から17時00分

② 天候 晴れ

③ 一行 愛犬🐶+お供2名

④   乗り物 自動車1台

⑤ 車行程

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→県道206号→県道124号→雷丘交差点直進→約50m先左折→あすか夢の楽市駐車場→徒歩→飛鳥水落遺跡→徒歩→あすか夢の楽市駐車場帰路

⑥  車工程(地図)

⑦ その他

同時期、愛犬と飛鳥寺周辺の探索に回った記事については、下記のリンク先から見る事ができます。

秋深し、紅葉が映える飛鳥寺と周辺を愛犬とめぐる旅(令和7年11月14日) - 犬との旅行プランナー

🔴飛鳥水落遺跡は「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産の構成遺産の一つです。

🔴犬との旅行プランナーは「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産の登録を応援します。

「飛鳥・藤原の宮都」については、下記のリンク先から見る事ができます。

世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会

にほんブログ村 犬ブログ 犬 お出かけ・お散歩へ  

参考になると思ったらココをポチとクリックしてね🐶
にほんブログ村

🔴一度、愛犬と奈良県へ観光はどうですか!

👇の「じゃらん」をクリックして、犬旅の予約が取れます。🐶

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を!


犬の散歩・お出かけランキング

以上で「1300年前の“日本の時刻制度の原点” ― 古代の謎にふれる愛犬と行く奈良県明日香村の史跡めぐり〜飛鳥水落遺跡編〜(令和7年11月14日)」を終わります。