犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
令和4年1月2日(日)に、奈良県桜井市にある談山神社に愛犬🐶と初詣に行ってきましたので紹介します。愛犬🐶と初詣に行っていない人は、おすすめの場所です。
なお、今回は、江戸時代の奈良の旅行本、大和名所図会を元に説明していきます。
1 おすすめ
(1)犬にやさしい神社
談山神社は、桜井市内や明日香村から車で20分程度の距離にあり、愛犬と一緒に行ける関西の日光と呼ばれる場所です。愛犬を抱っこで拝殿で参拝できる犬にやさしい神社です🐶
午前中は、空いていますので、愛犬🐕と参拝するのには狙い目です。
ただし、境内周辺も含め、マナーを守るのは必須です🐕🐾拝殿の廻り縁で愛犬🐶と記念撮影。拝殿の周りには縁側があり、そこからの眺めは、素晴らしいです。
談山神社へ参拝し、多武峰の清々しい空気の中で令和4年のスタートをきってみませんか。(拝殿から境内を望む)
(2)縁結びのご利益で有名な神社
恋神社とも言われ、えんむすび守や鏡女王恋絵巻が社務所などで授与してもらえます。
2 一行 犬(キャンディ)とお供3名
3 乗り物 自動車1台
※冬の多武峰への道は、凍結や雪が積もる場合がありますので、事前の気象情報の確認と安全運転をおすすめします。
4 旅の行程(車🚗経路)
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点左折→国道165号→醍醐西交差点右折→繩手町交差点左折→安倍木材団地2丁目交差点右折→県道15号→安倍木材団地5号交差点左折→一般道→浅古交差点右折→県道37号→八井内交差点右折→県道155号→多武峰街道左折→談山神社第5駐車場→徒歩→談山神社→徒歩→談山神社第5駐車場→左折→多武峰街道右折→県道155号→石舞台古墳方向へ→帰路
5地図(車🚗経路)
6 過去の記事
・談山神社に関する境内の徒歩コース、祭神、謂れなど詳細については、下記のリンク先に掲載しています。
犬と一緒に行く愛犬に優しい奈良県桜井市談山神社の旅(前編) - 犬との旅行プランナー
犬と一緒に行く愛犬に優しい奈良県桜井市談山神社の旅(後編) - 犬との旅行プランナー
・談山神社のホームページは、下記のリンク先から参照できます。
7 内容
🔴概要
🔴談山神社境内案内図
下記の大和名所図会の談山神社と比較しながら見ると、違いがないことがよくわかります。
🔴江戸時代の奈良の旅行本、大和名所図会にも、談山神社が紹介されています。
(奈良県立図書情報館まほろばライブラリーより)
左上の赤丸の部分に、木造十三重塔が描かれています。
1月2日の参拝時の木造十三重塔。500年前の木造の建物。
木造十三重塔を身近で身近で見ることができます。木造十三重塔の横を通り本殿へ向かいます。江戸時代と変わらない参拝経路です。
石段を登り、本堂、拝殿に向かいます。
案内図、大和名所図会に描かれている中央の石段を上から見たところ。
急な石段の為、石段の途中から左側に行ける参道があります。
🔴拝殿へ
拝殿の入口です。靴👞を脱いで、愛犬🐶を抱っこで入ります。
・拝殿を支える柱
大和名所図会の緑の丸が拝殿と本殿です。拝殿を支える柱が描かれていますが、今も同じ景色を見ることができます。
🔴拝殿内
50畳以上有りそうな拝殿内を横から望む。右に、本殿があります。
拝殿内から本殿を望む。お正月のため、本殿前に祭式が準備されていました。
(上記の過去の記事に、本殿前の画像があります。本殿は、朱色の柱と色鮮やかな装飾です。)
お正月のため、賽銭箱が置かれ座って拝礼ができます。
拝殿内から、山々を眺める。
紅葉や新緑の時期の、縁側を通して見る景色の美しさは有名でその時期は、多くの参拝者で賑わいます。木々の葉が落ちた談山神社の冬の風景と神聖な空気を、一度、経験する事もおすすめします。
拝殿内には、いろいろな神社に関係する品物が展示されています。
・多武峯縁起絵巻
大化の改新の発端となった乙巳の変が描かれた絵巻物が展示されています。
蘇我入鹿暗殺の場面で、刀を振り上げているのが中大兄皇子で、弓を手にしているのが藤原鎌足です。入鹿の首が舞っています。皇極天皇が殿中から退いた部分も描かれています。
※前回、訪れた時は、この絵巻の部分が展示されていませんでした(絵巻の為、違う部分が展示されていました)ので、今、参拝したら見れるかも。
中大兄皇子と藤原鎌足が襖の奥から、暗殺の機会を待っている絵図です。
・社務所
拝殿を出たところに社務所があり、お守りやおみくじを授与しています。
🔴その他
・神廟拝所 (旧・講堂)
大和名所図会の木造十三重塔の下に描かれている建物。愛犬🐶を抱っこで入れ、建物内の内部壁面には羅漢と天女の像が描かれています。前の広場で、毎年、蹴鞠祭りが催されます。
・総社拝殿
神廟拝所 (旧・講堂)の広場をはさんで向かえに立つ建物内に禄寿大神が安置されています。福禄寿の「福」は子孫繁栄、「禄」は財、「寿」は健康長寿で、この三徳を現す神で、御祈りすると開運出世の御利益があります。
・結びの岩座
神様の鎮まる岩座を撫でて祈願すると願いが叶うパワーストーンです。
・摂社・東殿(恋神社)
大和名所図会の拝殿の右下に描かれている建物で、えんむすびの神が祀られています。
🔴参道にある出店
大和名所図会では、画像の下の木々が並ぶ道ですが、現在は、駐車場へ向かう道となり、出店の土産物屋が立ち並んでいます。出店の為、愛犬と、ゆっくり見ながら土産を買うことができます。
草餅、甘酒、ひげ茶、三輪そうめんなどが販売されています。
毎回、参拝した時に購入する草餅です。店頭で一つ一つ、目の前で焼いており熱々を食べることができます。1個税込み100円でした。
少し疲れた時に甘いものは、元気になります。
餅の中の餡も多く入っています。
🔴奈良のお土産に
奈良県吉野町にある北岡本店の地酒の八咫烏 吉野杉樽酒を紹介します。
吉野杉に肌添えさせた香り薫るお酒です。
燗で温めると鮮やかな杉の香りとコクのあるお酒です。まるで、吉野杉の中でお酒を飲んでるようで、送った相手も、もう一度飲んでみたいお酒です。
八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話に登場するカラス(烏)[1]であり導きの神で、サッカー日本代表のエンブレムでもあります。サッカーファンに送れば、喜ばれるかも!
🔴是非、愛犬と冬の古都奈良へ!
以上で大和名所図会を元に紹介した「季節の風景 令和4年1月2日 愛犬と行く江戸時代と変わらない奈良県桜井市談山神社の犬旅」を終わります。