犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、694年から710年の16年間、日本の首都であった藤原京の中心、藤原宮の跡に、春の足音を探しに愛犬🐶と行ってきたので紹介します!
藤原宮跡に、一か所だけ梅が咲いているのを御存じでしょうか。まだ、五分咲きですが春の足音が聞こえてきそうです。
なお、藤原宮跡周辺の犬のマナーは必須です。
1藤原宮跡の季節の風景
(1)藤原宮跡での愛犬との散歩
藤原京の中心部の藤原宮の大きさは、おおよそ900m四方で、周りを高い塀と壕で囲み各面にそれぞれ3か所ずつ門があり、中に大極殿と朝堂院及び役所の建物などが並び、政治の中心として本格的な都が栄えましたが、その16年の英華と裏腹に現在、おおきな、広場になっており愛犬との散歩に最適です。遠くには、大きな空と大和三山の畝傍山が見えます。(※目の前の枯れた枝はコスモスが枯れた後です。)
藤原宮朝堂院南門跡の柱のモニュメント。北方向を望む。
愛犬もふんわりした枯草の上を散歩するので、足の負担も少なく健康促進に最適です。
本日は、風が強く、凧揚げをしている人もいましたが、人少ない静かな藤原宮跡で、のびのびと走り回りました。
藤原宮朝堂院南門跡を西から東へ望んだ風景。奥の山が香久山。
(参考)藤原宮(橿原市藤原京資料室内藤原京模型より)南から北方向を望む。
※朝堂院跡の説明板には、「藤原宮で働く役人は、日の出とともに開く朱雀門を通り、一旦、東西に建つ朝集院に入り、その後、朝堂院南門を通り、朝堂院に建ち並ぶ朝堂や官衛(役所)で午前仕事をしていました。」と書かれています。
毎日、この門を通り、大和三山を眺めながら「今日も仕事かと考えていた役人もいたのでしょう。」
(2)白梅と紅梅
藤原宮跡は、春は菜の花と桜、初夏は蓮、夏はキバナコスモス、秋はコスモスと、大和三山とそれぞれの花の景色は、望郷のいにしえの都と華やかに彩る花が、多くの旅人が誘われる花の名所です。あまりしられていませんが、今、初春に咲く白梅と紅梅及び椿の赤い花の景色は、大和に春の足音が感じることができます。藤原宮跡で、唯一、咲く、白梅や紅梅と大和三山の耳成山や香久山との風景を見に来ませんか。 愛犬の左奥に見えるのは、耳成山。
白梅は5分咲ぐらいです。
可憐な花の白梅の花言葉は「気品」と言われているとおり、まだ、大和の国は、朝晩寒く、凛とした空気の中、「白梅はそこまで春が来ていますよ」と教えています。
右の木が紅梅ですが、まだ蕾は固いです。
紅梅のつぼみと藤原宮跡と大和三山の香久山の風景。紅梅が咲くと更に、いにしえの都が春に近づくでしょう。
(3)椿
今の時期、藤原宮跡を愛犬と散歩すると、赤い椿の花と大和三山の香久山の風景を楽しむことができます。
白梅と紅梅の横にある椿。椿と椿の間から香久山が望めます。
飛鳥人も同じような風景を見ていたのでしょう。
赤い花の椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」と言われています。
寒い冬に咲く花に多い、「控え目」「美徳」の花言葉です。
(4)その他
青サギは警戒心が強いので少し近寄ると逃げてしまいますので、遠くから鑑賞をお勧めします。
夕暮がせまると更に寒くなるので帰ります。では~🐶
2基本情報
〇訪問月日時間 令和5年2月25日(土)16時30分頃
〇一行 犬(キャンディ)とお供1名
〇 藤原宮跡の基本情報
・名称 藤原宮跡
・駐車場 藤原宮跡周辺に無料の駐車場があります。(8時30分~17時まで)
・アクセス方法 下記の記事に記載していますので参考にしてください。
季節の風景 令和4年10月15日(土) 愛犬と行く満開の奈良県橿原市藤原宮跡のコスモスの絶景① - 犬との旅行プランナー
・白梅と紅梅が咲いている場所
凡例:①の箇所 臨時駐車場(入口は封鎖中)の中に咲いています。
道路側から東方向を撮影。左に、白梅と紅梅があります。奥に、香久山を望む。
以上で「季節の風景 愛犬と行く奈良県橿原市藤原宮跡の梅(令和5年2月25日)」を終わります。