犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

江戸時代の旅行本 大和名所図会を参考に愛犬と行く奈良県奈良市の安産 帯解寺と工場直売 中西ピーナッツ

犬との旅行プランナーのキャンディです。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

今回は、江戸時代に刊行された奈良県への旅行本、大和名所図会を参考に、愛犬🐕と奈良県奈良市にある安産 帯解寺と15分程度で着く奈良県天理市櫟本にある工場直売中西ピーナッツへ令和5年9月2日(土)に行ってきました。🐶

なお、帯解寺、中西ピーナッツ周辺での犬のマナーは必須です。

🔴大和名所図会とは

大和名所図会は秋里籬島(あきさとりとう)著、竹原信繁(たけはらのぶしげ)画により、1791年(寛政三年)5月、京師書林(小川田左衛門、殿為八)と浪華書○(柳原喜兵衛、高橋平助)の両店舗から発行された、江戸時代の奈良の名所・名産・年中行事などを豊富な挿絵とともに解説した奈良の代表的な地誌・案内記で六巻七冊からなっています。今回の、帯解寺は二巻に掲載されています。

1おすすめ

(1)帯解寺は、日本最古の安産・求子(子授け)祈願所で、天皇家御懐妊のおり、美智子皇后、皇太子妃雅子殿下、秋篠宮妃紀子妃殿下も岩田帯を献納しています。なお、犬は多産でお産が軽いということから、安産や子授けの守護神とされて、犬に優しいお寺です。

帯解寺の山門!685年に建てられたお寺。いにしえの風景です。

(2)帯解寺から車で15分程度で着く、工場直売中西ピーナッツ。愛犬は入れませんが、奈良県民が土曜日になると多く押し寄せる有名なお店。

コスパ抜群。お土産に最適!あちこちに、ピーナツ人形があります。

店頭横にあるピーナツの人形で記念写真!

これだけ買いました。

アイスクリームも販売しているよ🐶

2 訪問月日時間 令和5年9月2日(土)11時30分頃〜  

3 天候 晴れ

4  一行 犬(キャンディ)とお供2名

5 乗り物 自動車1台

6 旅の行程(車🚗経路)

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート→国道24号→十市橋北詰交差点右折→芝運動公園交差点左折→国道169号→約13Km先左折→県道51号→750m先右折→帯解寺駐車場→帯解寺→帯解寺駐車場→国道169号へ戻る→国道169号天理IC手前50m→中西ピーナッツ→帰路

7地図(車🚗経路)

 

8内容

(1)帯解寺

ア 基本情報

・住所 奈良県奈良市今市町734

・拝観時間 8時30分〜16時30分

・駐車場 無料駐車場

・創建 858年 文徳天皇により伽藍建立

・御本尊 帯解子安地蔵菩薩(弘法大師空海作)

・御利益 安産祈願 子授祈願 子育て祈願 縁結び 厄除け

・ホームページ 

安産 帯解寺 日本最古の安産・求子(子授け)祈願所 皇室安産腹帯献納 - 日本最古の安産・求子子授け祈願所天皇家安産腹帯献納の奈良の安産 帯解寺

イ 内容

① 駐車場

帯解寺周辺は昔からの集落の中にたたずんでいるため、車の運転に注意が必要です、駐車場も帯解寺の周りに3箇所程度あります。帯解寺境内左横の駐車場。右の坂を上ると境内ですので、妊婦さんなどには、便利です。

なお、「戌の日」に多くの参拝客が参拝に来ますので駐車場が込み合うとの事です。
※「戌の日」がいつかは、上記の帯解寺のホームページに掲載されています。 

② 江戸時代の旅行本「大和名所図会」を参考に帯解寺へ

大和名所図会、帯解地蔵」

江戸時代、帯解寺には多くの旅人が参拝し、門前町として賑わっていたようです。現在は、静かな集落になっていますが、帯解寺の左に見える帯解川が静かに流れています。

大和名所図会、帯解地蔵拡大図」

凡例:①山門 ②本堂 ③鐘撞堂 ④十三重石塔

①山門

帯解子安地蔵尊と書かれた提灯がつられた山門。江戸時代は横から境内へ入る入口が無い事から、多くの参拝者がこの門を潜つたのでしょう。

大和名所図会」の山門の絵のとおり、数段の石段の上に建つ山門は当時の位置のままです。

帯解寺ホームページによりますと、徳川将軍二代目徳川秀忠公の正室お江の方が、帯解寺のお地蔵様にご祈願され徳川将軍三代目徳川家光が誕生したことから、この山門を御寄進されたとの事です。大和名所図会の発刊が1791年で、1854年安政地震で山門が倒壊されたとの事から、大和名所図会に描かれた当時の門は、二階建ての楼門造りで、仁王像がある大変立派な山門だったようです。

②本堂

本堂正面。屋根の造りなど、1858年に再建されましたが江戸時代の建物の形が残つています。

山号を子安山。お寺の名前の由来は、出産後、腹帯を解くことから帯解寺と言われています。

本堂入口。奥に収蔵庫や枯山水庭園があります。御祈祷、ご本尊の「地蔵菩薩像(重文)」拝観の入口(拝観には、受付にて手続きが必要9時~16時拝観料500円、春、秋の秘仏公開時は600円)になります。

本堂側面 本堂の縁の屋根下に飾られた色鮮やかな五色幕。五色幕の五色にはそれぞれお釈迦さまの体の部位が表現されていて、緑→毛髪 黄→身体 赤→血液 紫→袈裟 白→歯で全てそろってお釈迦さまを表しています。毎年4月24日の小野小町忌に、この縁で、小野小町を偲び、参拝する人々が「心の美人」となって幸せに生きられるよう営まれる法要の中で、小野小町にふんした美女が舞を奉納します。

※小町之宮

平安時代歌人で絶世の佳人と名高い小野小町の宮が帯解寺にあると古書に記載されており、2006年に発見されたことから祠が造られました。祠内に、小野小町像が安置され、年に1回、拝見できるとの事です。  

③鐘撞堂

境内の山門の横に並ぶ鐘撞堂。

江戸時代、時計がない時代に朝夕の時刻を知らせる役目もありますが、鐘の音色は、仏の声と言われ聴いて心を休まる一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされています。童謡「夕焼れ小焼け」の歌詞にもあるように夕暮れの鐘の音は、1日が静かに終わるいにしえの奈良に似合う音です。

十三重石塔

大和名所図会にも掲載されている十三重石塔

⑤その他

事務所受付には、安産のための多くのお守り・絵馬・などの授与品があります。

特に、犬は多産でお産が軽いということから、安産や子授けの守護神とされ、また悪鬼を払い、赤ちゃんを守るともいわれて愛犬🐶も行きやすいです。

犬のぬいぐるみのお守り(お守りワンちゃん)

犬土鈴のお守り

絵馬がずらりと並んでいます。奥のお堂はお稲荷社。

本堂の横にふよう(芙蓉)のピンクと白のそれぞれの花が咲き旅人を迎えています。

ふようの花言葉は、「繊細な美」「しとやかな恋人」など美しい女性を表現されており、このお寺に似合います。

(2)中西ピーナッツ

ア基本情報

・住所 奈良県天理市櫟本2436-1

・拝観時間 10時00分〜17時00分

・休み 祝日、日曜日

・駐車場 無料駐車場

イ内容

創業100余年、工場直売の豆菓子屋さん。数年前にリニューアルされモダンな建物に変身しました。

中西ピーナッツ販売所入口。創業100年以上の老舗です。

国道,169号沿い南方向車線側にあり、駐車場も30台弱止めれます。

愛犬は入れませんが、豆菓子がいっぱい並んでいます。手前は殻付きのピーナッツ

中には、おおきなピーナッツをモチーフした人形が!柿の種が見えます。

飼い主交代で、店内に!色んな種類の豆菓子がズラリ!大袋からいろんな種類が少しずつ食べれる小袋まで並んでいます。奥には、パンに着けるピーナッツバターも販売。

暑いのでメーブル&ナッツアイスも販売。

愛犬は店内に入れませんので、横のピーナツ人形のモニュメントの後ろで休憩!

中西ピーナッツに来た記念に愛犬がピーナツ人形になったよ!

カップに入ったメーブル&ナッツアイス。ナッツ類を販売しているお店のアイス。カリフォルニア産くるみとカナダ産メーブルシロップが使用されコクのある味はおすすめ、

愛犬も欲しいよ!ピーナッツの皮をモチーフした最中の皮は、パリッとして愛犬も食べれそう!🐶

9その他

  愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を今から計画を!

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以上で「江戸時代の旅行本 大和名所図会を参考に愛犬と行く奈良県奈良市の安産 帯解寺と工場直売 中西ピーナッツ」を終わります。