犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

明日香村花だより 愛犬と行く奈良県明日香村稲渕かかしロード②に咲く黄色い彼岸花と藤袴の風景(令和5年10月8日)

犬との旅行プランナーのキャンディです。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

前回は、10月8日(日)10時頃に、愛犬と行った奈良県明日香村稲渕にある、かかしロードに並ぶ案山子を紹介しましたが、今回は、かかしロードの先にある朝風峠と棚田に咲く花を愛犬と紹介します🐶

今回の記事は、1分以内で読めます。

なお、明日香村稲渕周辺での犬のマナーは必須です。

1  おすすめ

🟡朝風峠から見る神の住む山「南淵山」と棚田の稲穂

朝風峠は、飛鳥時代大化の改新を行う上で大きな役割をはたした峠と言われています。詳細は、この記事の下記に記載しています。

なお、今の朝風峠は、日本の原風景が望める風光明媚な場所です。

🟡黄色い彼岸花があるなんて不思議

彼岸花の色は赤色が一般的ですが、朝風峠付近には、黄色い彼岸花が咲いていました。

🟡秋の七草の一つ藤袴が咲くかかしロード

棚田の農道沿いに、万葉集でも詠われる、秋の七草藤袴(フジバカマ)が咲いています。奈良県でも中々、観ることが出来ない珍しい花です。🐶

教えてもらわなければわからない藤袴。花の色が藤色を帯び、花弁の形が袴のようであることから、「藤袴」の名が生まれたと言われます。

棚田の風景に似合う紫色の花が咲いています。

2基本情報

(1) 訪問月日 令和5年10月8日(日)10時 天気 曇

(2)  一行 犬(キャンディ)とお供2名

(3)  乗り物 自動車1台

(4) 旅程

奈良県橿原市大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点直進→JR畝傍駅突き当り左折→国道165号/国道169号→醍醐西交差点右折→国道165号→縄手町交差点左折→約1km直進信号交差点右折→県道124号→雷交差点直進→セブンイレブン明日香村川原店の交差点左折県道155号→次の信号交差点右折→約1kmT字路左折→県道15号→ 稲渕棚田 → 道路脇駐車 →徒歩→ かかしロード →徒歩→ 道路脇駐車→帰路

(6) 地図(旅程)

(7)前回、紹介した「今しか見れない愛犬と行く奈良県明日香村稲渕棚田かかしロードの案山子①(令和5年10月8日)」は下記のリンク先から見ることができます。

今しか見れない愛犬と行く奈良県明日香村稲渕棚田かかしロードの案山子①(令和5年10月8日) - 犬との旅行プランナー

3内容

(1)明日香村稲渕棚田の朝風峠

・所在地 奈良県高市郡明日香村稲渕

・概要 かかしロードを登りつめると朝風峠へ着きます。飛鳥時代、朝風峠は中大兄皇子中臣鎌足が、明日香村稲渕に開設した請安塾のもとに通った道と言われています。朝風峠は、飛鳥時代の聖なる山の一つ南淵山と飛鳥川の清流を望む景勝の地です。

※請安塾:飛鳥時代の学者、南淵請安(みなぶちしょうあん)が開設した塾。608年に遣唐使小野妹子に従い留学僧として隋へ留学。640年に帰国し随の学問知識を日本に伝えるため開塾しました。 

朝風峠にある石碑。

右 「朝風峠」 左 「飛鳥時代の聖なる山の一つ南淵山と眼下に飛鳥川の清流を望む景勝の地。平城京長屋王家木簡に「旦風」「竹野王子」「竹?野王子山寺」と記したものがあり、「旦風」は「あさかぜ」と読み、現在、明日香村稲渕の龍福寺境内にある竹野王層塔銘文の「朝風」にあたると考えられている。」と刻まれています。

正面に望む山が南淵山。石碑にも書かれているように、神の住む山として「神奈備山(かんなびやま)」と呼ばれていたとの事です。

なお、国営飛鳥公園内石舞台古墳周辺地区に万葉集で南淵山が詠われた歌碑があり、

「御食向かふ南淵山の巌には降りしはだれか消え残りたる」柿本人麻呂

訳:あなたのいらっしゃる南淵山の山肌には、いつぞや降った薄ら雪が消え残っているのでしょうか。

朝風峠の石碑を少し進むと、棚田風景を見る展望広場があります。ベンチもあり一服できる場所です!

秋の気候の良い日、ベンチに座り愛犬とピクニックはいかがですか🐶

(2)黄色い彼岸花

かかしロードの終点の朝風峠の斜面に黄色い彼岸花が咲いていました。写真の右側中央に咲いています。

黄色い彼岸花は、正式には、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の「鍾馗水仙(ショウキズイセンリコリス))」といいます。花言葉は、「深い思いやりの心」「陽気」「元気な心」「追想」🐶です。

(3)秋の七草藤袴(ふじはかま)

愛犬🐶も興味津々!じっと観ていました! 花が少しずつ咲くことから花言葉は「ためらい」と言われています。

万葉の時代から人々に親しまれてきた植物で、万葉集でも詠われています。

奈良時の歌人山上憶良(やまのうえのおくら)作

『秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花』

『萩の花 尾花(ススキ) 葛花(クズ) 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花』

のフジバカマは太字部分です。

茎の先端に直径5mmほどの小さな紫の花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。生乾きの茎葉に桜餅の葉の香りがあるとのことです。

朝風峠付近には、ススキ🌾が見られ、奥明日香にも本格的な秋が訪れています。

🔴一度、愛犬と奈良県へ!

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を!

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以上で「 明日香村花だより 愛犬と行く奈良県明日香村稲渕かかしロード②に咲く黄色い彼岸花藤袴の風景(令和5年10月8日)」を終わります。