番外編奈良県民おすすめ大和八木駅周辺の和菓子(「酒まんじゅう出世男」と「おだんご」) その①

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

今回は、大阪府、京都府、三重県から日本国の始まりの地、橿原神宮、明日香村への玄関口、奈良県橿原市にある大和八木駅周辺の和菓子のお店を数回に分けて紹介します🐶　是非、大和の地に来た時は、お土産に、一度、買って帰りませんか🐶

犬連れの場合、犬のマナーは必須です！

(なお、スーパーやショッピングモールではなく、犬連れも店先から店内に入らなくてすむ老舗和菓子店を選びました。)

1　大和八木駅周辺

今、奈良県橿原市は、隣接する明日香村と桜井市と連携し、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として2026年(令和8年)に世界遺産登録に向け、日本国の始まりの史跡や風土を守りつつ、現在の文化を融合しようとしている街です。

大和八木は、奈良時代、平城京から飛鳥へ大和三道(上ツ道、中ツ道、下ツ道)が南北に走り、難波京から飛鳥、伊勢街道へ続く横大路が東西に走り交差する場所が大和八木で宿場町として旅人で賑わった歴史ある場所でした。

だんご庄を過ぎ、鈴音堂本店に向かう途中の交差点角にあるモニュメント。

そのような歴史ある場所で、飛鳥時代や奈良時代のみだけでなく、鎌倉時代から現在までも、諸外国に世界遺産の史跡とともにアピールしたいものです。

そこで、来県者にはさらなる満足を味わってもらう為に、日本の食文化をブラスアルファする事は不可欠と考えます。

大和八木は、江戸時代から始まるだんご庄のおだんごのみでなく多くの和菓子があります。

さぁ～愛犬と、和菓子の世界に進みましょう。

1　今回紹介する大和八木駅周辺の和菓子店

凡例：🔴近鉄大和八木駅　🟣JR畝傍駅　🟨今井町　🟩河合酒造　🟥八木札の辻　　🟫半丸旅館　　🟦おふさ観音

🔵だんご庄八木店
🟢御菓子処美松
🟤鈴音堂本店
🟡御菓子司春日庵
🟠さなぶりや

今回紹介するのは、秘密のケンミンショーにも紹介された「だんご庄八木店」の大和名物「おだんご」と、橿原ブランド商品の「鈴音堂本店」の「酒まんじゅう出世男」を紹介します。

２　和菓子屋さん

（１）だんご庄八木店

・住所　奈良県橿原市内膳町近鉄八木駅前

・営業時間　9:30～17:00（売り切れ次第）

・休日　火曜日・第一・第三水曜日

・駐車場　お店の左手に２台駐車場あり

・ホームページ

奈良大和名物だんご庄

店前。大和八木駅から歩いて10分以内にあるお店。過去に、テレビ番組「秘密のケンミンショー」で紹介され、行列ができましたが、現在は落ち着いています。

明治11年創業。

店内。おだんご🍡のみの販売。賞味期限は当日。店の奥で一つ一つ手作りで作っているのが見えます。

１本　90円(税込み)(令和６年１月現在の価格)

一串に５個のおだんごが刺さっています。

普通のきな粉だんごと違い、おだんごに蜜をかけた後、きな粉がまぶしてあり、その蜜が独特の味で、もう１本と癖になる味。🐶

（参考）奈良県橿原市近鉄坊城駅前から50mの場所にだんご庄坊城本店があります。営業時間が8時30分からです。

過去に、橿原市運動公園へ行った後、だんご庄坊城本店に行った時の記事を下記から見ることができます。

トピックス犬と一緒に行く橿原市運動公園でのウォーキング - 犬との旅行プランナー

（２）鈴音堂本店

・住所　奈良県橿原市兵部町1-5

・営業時間１０時～１６時(土曜日は13時30分で終了の場合があります。)

・休日　水・木曜日（臨時休業の場合あり。電話での事前確認がおすすめ）

・電話番号　0744-22-0429

・駐車場　なし

・ホームページ

鈴音堂 | 橿原市 | 酒まんじゅう「出世男」

店前。大和八木駅前の道を南へ進むと、だんご庄前→スーパーヤマトー→橿原市郵便局→JR大和路線の高架下を潜る→坂道を進む→坂道を上りきると見えてきます。歩いて約15分。

店内。こじんまりしたお店ですが、今回購入した「酒まんじゅう出世男」「万葉の月」、「栗太鼓」今が旬の「いちご大福」「みたらし団子」などが陳列されていました。店前にＰＯＰが貼られ、何の和菓子がおすすめかよくわかります。

店前にあるショーケース。おすすめ、「酒まんじゅう出世男」が飾られています。

橿原市のおみやげ物発掘プロジェクトのグランプリを受賞した一品。

酒まんじゅう出世男と説明用チラシ。買った当初は、まんじゅうの表面に「出世男」の焼き印が！何故か、帰ってきたら薄くなるの？

今井町内の河合酒造が造る地酒「出世男」から造られているよ🐶

今回は、酒まんじゅうの「出世男」と三笠まんじゅうの「万葉の月」を購入。

「酒まんじゅう出世男」1個 110円(税込み)

「万葉の月」1個　130円(税込み)

令和６年１月現在

手頃な大きさ。モチモチの皮の中に餡が入っています。餡は丁度よい甘さです。

酒まんじゅう出世男の中身の餡もぎっしり。酒の香りに、愛犬も舌をペロリ🐶

（参考）「酒まんじゅう出世男」の原材料の地酒「出世男」を販売する奈良県橿原市今井町の河合酒造を紹介

今井町は、戦国時代、大坂から川を上り船で運ばれた肥料・木綿・味噌・酒などを今井町で陸揚げ、この地で商取引が行われ発展した商都市。俗に、「今井千軒」「海の堺陸の今井」と呼ばれるた場所で外敵からの攻撃に対応するため、町の周辺に九つの門と濠及び土居を巡らせていました。江戸時代には１０００軒の家が建ち並び商取引が行われ「大和の金は今井に七分」「金の虫干し玄関まで」と言われるほどに繁栄していました。現在、東西約600メートル、南北約310メートルの大きさでテニスコート約660コート分の大きさ。全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物のある国の重要伝統的建造物群保存地区として江戸時代にタイムスリップしたように感じる場所です。

河合酒造店は、その今井町内にあり、屋号を「上品寺屋（じょうぼんじや）」といい、創業約280年の江戸時代から営む老舗の地酒屋です。