犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

犬と一緒に行く奈良県明日香村世界遺産候補亀型石造物など史跡と味覚のぶらり旅 

犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

 奈良県明日香村にあります世界遺産候補の亀型石造物と飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)と大和の味覚を愛犬キャンディと紹介します。

1 おすすめ内容は

(1)亀型石造物は、明日香村内でよく紹介される不思議な石の一つです。明日香で犬と一緒の旅で是非立ち寄って欲しい場所です。
f:id:ononprg:20200325175009j:image亀型石造物をながめる愛犬キャンディ

(2)中学校の教科書にも掲載される大化の改新の舞台、飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)
f:id:ononprg:20200325175452j:image

(3)明日香は花より団子。明日香村内犬連れでも買える製造販売だんご屋

f:id:ononprg:20200325175730j:image明日香の景色の中で食べる三色団子は最高。

(4)参考

ブラタモリ』(NHK総合)が、令和2年4月18日(土)19時30分から「奈良・飛鳥~なぜ飛鳥は日本の国の礎となったのか?~」と題し、奈良県・明日香村に訪れた内容が放送されました。タモリさんも石文化が日本の国の礎を作ったと言っていました。斉明天皇が運河を作ったのも驚きです。

www.nhk.jp

2 一行 犬(キャンディ)とお供2名

3乗り物 自動車1台

4 旅程(車)

大和八木駅前広場→国道24号→国道165号→醍醐西交差点右折→縄手町交差点左折→県道124号へ突き当たるのを右折→雷交差点左折→県道124号→奥山交差点右折→県道15号→万葉文化館前交差点右折→万葉文化館駐車場

5 地図(車)

6 旅程(徒歩)必要時間約1時間30分

万葉文化館駐車場→亀型石造物→酒船石→今西誠進堂→飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)→飛鳥寺周辺→あすか夢の楽市→飛鳥寺周辺→万葉文化館駐車場

 

7地図(徒歩)f:id:ononprg:20200325203424j:image

  • ①万葉文化館駐車場
  • ②亀型石造物
  • ③酒船石
  • ④万葉文化館横見晴台等
  • ⑤今西誠進堂
  • 飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)
  • 飛鳥寺周辺
  • ⑧あすか夢の楽市
  • 飛鳥寺周辺

8内容

①万葉文化館駐車場f:id:ononprg:20200325234040j:image

奈良県立万葉文化館は『万葉集』をテーマの博物館で、そこに併設する駐車場。駐車場代は無料。利用時間は、9時〜18時。駐車台数110台。

②亀型石造物
f:id:ononprg:20200325235322j:image平成12年に発見され、山腹にある③酒船石からつながる施設と言われています。右上の丘に酒船石があり、そこから、水が流されたようです。亀型石造物と酒船石遺跡は『日本書紀』の斉明天皇2年の656条に「宮の東の山に石を累ねて垣とす」「石の山丘」にあたる遺跡であると記載されているとのことから、飛鳥時代に作られた施設が証明されました。平成12年の発掘調査で、亀形石造物を中心とした導水施設、石敷き・石垣・石段が 発見されました。湧水施設から流れ出た水は木通を伝って舟形石槽(小判形石造物)の水槽に溜まり、さらに小穴から流れ出た少量の水が 亀の鼻に入り、背中の水槽に溜まる構造になっています。これらの遺跡は谷底の深い場所にあり、周囲を石垣や石敷で閉ざされた空間であることや、水の流れを見て楽しむ構造でないことから、天皇祭紀にかかわる場所であったと推定されてれいます。

f:id:ononprg:20200325235405j:image平成天皇の見学記念で左側にある石碑が建てれました。令和元年に、石垣が崩れた事から、クレーン車などを使用して石垣の積み直しをしていました。なお、入場料は、大人300円です。
③酒船石
f:id:ononprg:20200325235526j:image酒船石は、山の中腹にあり、亀型石造物の脇を登る整備された道で、犬でも登る事ができ10分以内で着きます。
f:id:ononprg:20200325235538j:image

この石造物は、長さ5.5m、幅2.3m、厚さ1mの花崗岩でできています。 明日香にある石造物は花崗岩で作成されたものが多く、蘇我入鹿首塚、亀石、猿石も花崗岩で作成されています。

なお、花崗岩は緻密で硬いことから、日本では古くから石材として使用され、石の鳥居や城の石垣や石橋に用いられています。石の表面を磨くと御影石なるなど石橋や石像物の作成に適しているようです。

f:id:ononprg:20200325235548j:image平成12年の亀型石造物が発見されるまでは、単体の石として酒をしぼる器具、油や薬を作る器具など、色々な憶測がされていました。

④万葉文化館横見晴台等f:id:ononprg:20200325235651j:image万葉文化館駐車場の横にあり、明日香村の風景と飛鳥時代と変わらない山並みが望めます。山並みは、左から仏頭山、金剛山葛城山がならび、目の前に広がる野原は「真神の原(まかみのはら)」と呼ばれる場所です。この見晴台は愛犬と一緒に周りの店で購入したお菓子や弁当を食べるに最適です。

真神の原:この場所は“万葉集第八巻” 1636番目に歌われており、見晴台の側に石碑で紹介しています。
f:id:ononprg:20200411133311j:image石碑には、「大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに」訳 「真神の原には降る雪は、ひどく降らないでおくれ。家もないのだから。」(歌碑の説明書きから)と書かれています。作者は、舎人娘子(とねりのおとめ)

f:id:ononprg:20200325235803j:image無人販売所で(ネーブル、オレンジ、はっさく)販売。道の駅が増えたり産直売場が増えた事から、昔に比べて無人販売所は少なくなりましたが、明日香村には、季節の野菜や果物を低価格で販売している場所があります。無人販売所は、犬と一緒の旅や散歩で手軽に買う事ができることから、増える事を期待しています。
f:id:ononprg:20200326000539j:image酒船石のある丘から下りてきた場所。春は、ユキヤナギなど花が咲いていました。
⑤今西誠進堂f:id:ononprg:20200326001016j:image亀型石造物から石舞台古墳方向へ10分程度歩くと、「手作り和菓子やきもち・だんご今西誠進堂」という大きな看板が見えます。
f:id:ononprg:20200326000743j:image店構え

ここは、「明日香店」ですが、本店は吉野にあり、よもぎ餅は有名です。あと、「大淀店」もあり、親子3代で各店で和菓子を製造販売しています。
f:id:ononprg:20200326000702j:image店の入口から、店員さんに「犬のいる事」を告げると、店の中から、丁寧に三色団子や焼餅等の商品の説明をしていただきました。また、購入する時も、店の入口で、商品の受け渡しとお金の受け渡しをしていただくなど丁寧な対応をしていただいた結果、1人で犬の散歩中でも買う事ができました。
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f:id:ononprg:20200326001129j:image当店名物「焼餅」と「三色団子」

「焼餅」「三色団子」以外に、「みたらし」「梅ぼし饅頭」「黒糖饅頭」「桜餅」「よもぎ団子」などもあります。

※「焼餅」は、当店の主人が秘伝の特殊製法で、普通の焼餅ならすぐに固くなってしまうものが 1,2日は独特のやわらかさを保ち風味を損なわないとの事です。

飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)f:id:ononprg:20200326001721j:image第35代皇極天皇(642年 1月15日 ~ 645年 6月14日)が設営した宮殿跡で、昭和34年から発掘調査が行われてきた。その結果、堀立柱列で囲まれた東西約156m、南北約197mの長方形の区画(内郭) 86間✕108間であることが推定されました。なお、その外に区画(外郭)があることから、とても大きい宮殿であったことが推定されます。なお、区画(内郭)を囲む一部に、門(5間✕2間)や建物(7間✕4間)などが発掘調査から判明した。

内郭:城などの内側に築かれた囲い。また、その区域。うちぐるわ。
f:id:ononprg:20200408002918j:image飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡
f:id:ononprg:20200411000203j:image復元予想図(万葉文化館横見晴台にある説明看板から一部引用)大きな屋敷であったことがわかります。
f:id:ononprg:20200326094123j:image飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)の側に建つ説明板、

645年(皇極天皇4年6月14日)の「乙巳の変(いっしんのへん)」の舞台(教科書では、大化の改新と記載されているが、大化の改新は「乙巳の変」から701年の大宝律令までの一連の改革を指していると言われており、豪族を中心とした政治から天皇中心の政治へと移り変わったとことを指しています。)

乙巳の変は、豪族蘇我氏は、蘇我稲目蘇我馬子蘇我蝦夷蘇我入鹿の四代にわたり政権を掌握していた。中臣鎌足藤原鎌足後)が蘇我氏による好き勝手に振舞うのに、いきどおりを感じて、皇室へ権力を取り戻すため、中大兄皇子(後の天智天皇)とともにここで、蘇我入鹿を暗殺した。翌日に、蘇我蝦夷が自らの邸宅に火を放ち自害し、蘇我体制は滅びた。なお、中臣鎌足中大兄皇子談山神社の蹴鞠の会で密談をして実行したと言われている。談山神社所蔵の『多武峰縁起絵巻』には、暗殺の状況が描かれています。

www.tanzan.or.jp

飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)から飛鳥寺周辺の道、(約600m15分程度)はのどかな風景が続きます。
f:id:ononprg:20200406222706j:image犬との散歩に最適です。

⑦⑨飛鳥寺周辺f:id:ononprg:20200330235212j:image飛鳥寺周辺は、3月から4月に菜の花畑が咲き乱れました。
f:id:ononprg:20200330235455j:image飛鳥寺の裏口。

飛鳥寺の鐘の音が明日香村内では聞こえてきます。春には、鳥の鳴き声と鐘の音小川のせせらぎが聞こえます。
f:id:ononprg:20200406222732j:image蘇我入鹿を供養する首塚と伝えられる五輪塔。後方の丘は、蘇我氏の宅があった甘樫丘。

⑧あすか夢の楽市

飛鳥寺周辺から、歩いて10分程度であすか夢の楽市に着きます。明日香村内で栽培された新鮮・安全・安心なお野菜・果物などをならべて販売しています。営業時間は9時00分〜17時00分。
f:id:ononprg:20200331000145j:image正面入口(犬は入れません)


f:id:ononprg:20200406124916j:image珍しい物として「あすか巻き」といい、巻きずしのご飯の代わりに古代米を使用しています。飛鳥時代の食べ物が味わえます。明日香内のウォーキングの途中で召し上がるのがおすすめです。

※時間があれば、あすか夢の楽市から徒歩で行ける甘樫丘をおすすめします。

甘樫丘の頂上は、明日香の村が見渡せる場所です。

必要時間約1時間。(甘樫丘は大化の改新以前には蘇我蝦夷蘇我入鹿の親子が権勢を示すために、丘の麓に邸宅を構えていたという場所) 以下に、犬と一緒に行く甘樫丘に関する記事を掲載しています。

ononprg.hatenablog.com


以上で、「犬と一緒に行く奈良県明日香村世界遺産候補亀型石造物など史跡と味覚のぶらり旅」を終わります。

 

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