犬との旅行プランナー🐶です。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和4年9月3日(土)11時頃に、愛犬🐶と奈良県宇陀市にある八咫烏神社(やたがらすじんじゃ)と愛犬もテラス席に入れるカフェのオゴポゴに行ってきましたので紹介します。
なお、八咫烏神社及びオゴポゴ周辺での犬のマナーは必須です!
1 おすすめ
(1)八咫烏神社
八咫烏神社は、初代天皇の神武天皇(カムヤマトイワレビコノミコト)が神武東征【初代天皇誕生の日本建国物語。7年をかけて、色々な受難を乗り越え、日向国(宮崎県)から大和国(奈良県)の橿原市で天皇に即位。】を進める中で、神武天皇一行を熊野(和歌山県田辺市本宮町熊野本宮大社)から大和(奈良県宇陀市)へ八咫烏に化身し、道案内をした八咫烏大神【建角身命(たけつぬみのみこと)】が祀られた神社。この神社の場所は、八咫烏が、神武天皇一行を大和まで導いた最後の場所で続日本書紀にも記載されている由緒ある神社です。全国的には八咫烏を祀る神社はいくつかありますが、八咫烏神社と命名されてる神社は、この奈良県宇陀市と奈良県橿原市の2社のみです。
中央の人が神武天皇。弓の上に、神武天皇を大和まで導いた八咫烏が止まっています。
勝利を導く守り神の八咫烏。サーカー日本代表のエンブレムに採用されました。平成14年(2002年)の日韓ワールドカップの時、地元で八咫烏まつりを行い、記念に贈られた八咫烏石像。サッカー選手や子供たちがサッカー上達のため多くお参りに来ます。
(2)オゴポゴ
カフェとランチの店で、川沿いのテラスで、愛犬と一緒に食事ができます。
宇陀市では珍しい愛犬と食事ができる場所です。
テラスでコーヒーを飲んで、川の音色で心地よくなる場所です。
特に、コーヒーにこだわりのある店のようです。
2 月日等 令和4年9月3日(土)9時30分~11時45分 晴れ
3 一行 犬(キャンディ)とお供1名
4 乗り物 自動車1台
5 旅の行程(約40分で到着)
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート→国道24号→橿原市役所東交差点→国道165号→醍醐西交差点右折→国道165号/166号/169号→内原交差点直進→国道370号→野衣交差点左折→県道217号→1.6km→左折県道31号→10m→左折→八咫烏神社駐車場→徒歩→八咫烏神社→徒歩→八咫烏神社駐車場→右折→10m→右折県道31号→1.6km→県道217号→野衣交差点右折→国道370号→200m→オゴポゴ→帰路へ
6 旅の行程(地図)
7 内容
(1)八咫烏神社へ
さ〜 出発です🐶
(2)八咫烏神社
八咫烏神社から望む。鳥居の先の道が県道31号。まっすぐこちらへ進むと八咫烏神社になります。
なお、道幅が車1台しか通れませんので、注意が必要です。途中、芳野川を渡る赤い橋があり、芳野川をさかのぼると大和水銀鉱山があった菟田野(うたの)があります。
八咫烏神社入口正面。手前に3台程度停車できる駐車場があります。
大きな神社で、境内は静粛な雰囲気の中、村の鎮守で何か懐かしい雰囲気で映画のロケ地になりそうな場所です。
神社の境内にある八咫烏神社の説明板。
武角身命(たけつぬみのみこと)(建角身命)を祭神とする八咫烏神社は、「続日本書紀」に慶雲2年(705年)9月、八咫烏の社を大倭國宇太郡に置いて祭らせたことがみえ、これが当社の創祀となっています。江戸時代(文政年間1818~1830)には、これまで石神殿であったものが春日造りの社殿となりました。その後、紀元二千六百年を記念して社域を拡張・整備し、現在に至っています。
「古事記」「日本書紀」によると神武天皇が熊野から大和へ入ろうとしたときに、道案内し、重要な役割をつとめたのが八咫烏(武角身命の化神)です。八咫烏は、中国の陽鳥としての考え方が、影響しているようです。八咫烏伝承は、もともと宇陀の在地氏族に伝承されていたと思われますが、8世紀以降、山城の賀茂県主が有力となってからは、賀茂氏が祖とする武角身命が八咫烏となったようです。
正面が拝殿。右の建物が手水鉢。
拝殿で愛犬が参拝中。
拝殿内。石段を登ると本殿があります。
拝殿内にお供えされている「やたがらす」の一生樽。
八咫烏神社の御朱印。普段無人のため、賽銭箱に300円納めてもらいます。
石段の上に祀られている春日造りの本殿。
拝殿から望む伊那佐山(いなさやま)。古事記、日本書紀に登場する山で、頂上には式内社・都賀那岐神社が鎮座しています。
八咫烏の石像。頭の上にサッカーボールが! ヘディングしています。
拝むとヘディングがうまくなるかも!
八咫烏神社の御利益は、道に迷った人を招いてくれる神の使いで「心願成就」に招く、交通安全、恋愛成就です。また、今年はワールドカップカタール2022が開催されることから、日本の活躍祈願の場所です。
(3)八咫烏神社その他
戦前の八咫烏神社。のどかな山の中に、八咫烏神社があったのとのことです。
左の絵は八咫烏神社。建物の配置は今と変わりません。右の絵は八咫烏神社と伊那佐山。
大正から昭和にかけて活躍した絵師の吉田初三郎が作成した絵葉書。吉田初三郎は「大正の広重」と言われたとの事です。
発行は、現在のツムラやバスクリンで有名な中将湯本舗津村順天堂です。
なお、中将湯本舗津村順天堂の社長は、八咫烏神社周辺の宇陀市榛原伊那佐の出身との事です。
(4)オゴポゴ
八咫烏神社から車で10分程度で着くカフェレストラン。
店横にある車の駐車場。5台程度駐車可能です。
店前。ログハウス風の店構えです。
営業時間は、9時から19時00分
定休日は火曜日
朝は、近所の人がモーニングを食べに来ています。
裏の川沿いにテラスがあり愛犬と一緒にランチやコーヒーが飲むことができます。
コーヒーとはちみつのかかった厚切りトースト。こだわりのあるコーヒーです。
お昼にはランチやピザもおすすめです。暑い時は、かき氷も販売しています。
愛犬には、水のサービス。テラスに犬用のリードフックがあるため安心です。
テラスの向こうの川。川の音が心地よいです。
(5)帰路
愛犬も少し疲れて睡眠中。さー帰ろう。
8その他
明治元年創業のやたがらす(北岡商店)が販売する、奈良県の奥吉野の森林水で仕込まれた地酒。たる酒で有名で、杉樽の風味で飲む酒は格別。