犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、令和5年1月15日(日)に、愛犬と奈良県明日香村にある八釣の里で今咲いている蝋梅と石舞台古墳広場で咲き始めた梅を鑑賞してきましたので、紹介します。
なお、八釣の里及び石舞台古墳広場周辺での、犬のマナーは必須です。
1奈良県明日香村八釣の里(やつりのさと)の蝋梅風景
八釣の里で満開の蝋梅と愛犬🐶 昔は、ブドウなどを直売していたお店の場所ですが、行った日は、店が閉まっていました。
背の高さ以上に蝋梅が咲き乱れ、周り一面が黄色い世界です。これだけの多くの蝋梅が見れるのは初めてです。
蝋梅の甘い香りが周辺に漂い、心を落ち着かせます。今の時期しか感じることができないおすすめの香りです。
なお、八釣の里は奈良・大和路の風景を撮り続けた写真家の故入江泰吉氏が好んで通った場所で、奈良県明日香村で懐かしの風景を楽しむ場所です。今は、明日香村から桜井市へ伸びる古代の道路(磐余の道(いわれのみち)[現在は、明日香村雷交差点から安倍木材団地5号交差点(県道124号線から県道15号線)]の途中の奥山交差点から、万葉文化館前交差点を通過し岡寺前経由で石舞台古墳広場へ抜ける道路ができて、少し車の交通量が増えましたが、奥明日香村の風景とまた違う明日香村の顔が感じる場所です。
道路から少し奥に入ると、八釣マキト古墳公園があります。
マキコ1号墳の石室跡と愛犬。
八釣マキト古墳公園周辺は、2月に入ると梅が咲きだす隠れた梅の名所です。
奥の木は梅の木ですがまだまだです。
なお、八釣の里及び八釣マキト古墳公園のアクセス方法や八釣マキト古墳公園の詳細は、下記の記事に掲載していますので参考にしてください。
季節の風景 令和4年2月27日に愛犬と行く奈良県明日香村の八釣マキト古墳公園の梅の木 - 犬との旅行プランナー
八釣の里の八釣マキト古墳公園から望む、大阪府と奈良県の県境の山の二上山。手前には、大和三山の一つの畝傍山。二上山は、24歳で謀反の罪をきせられ、死罪になった、悲劇の王子、大津皇子が眠る墓があります。姉の大伯皇女(おおくのひめみこ)が詠んだ「うつそみの 人なる我や 明日よりは 二上山(ふたかみやま)を 弟背(いろせ)と我が見む」(訳 肉体を持つ人間である私は、弟が葬られた今、明日からはその墓のある二上山を弟として見ることになるのか。)という万葉集の歌は有名です。
桃源の墓、蘇我馬子が埋葬されたと言われる石舞台古墳に隣接する石舞台古墳広場は、まだ、冬の風景が似合うと思いましたが、行ってみると徐々に春の足音が近づいているのが、愛犬と感じることができます。
はや咲きの梅が明日香村の風景に春を愛犬と感じることができました。
大伴旅人の「わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れくるかも 」
「訳 私の庭に生めの花が散っている。あたかも天から雪が流れ来るかのようだ
」などありますが、何故か白梅が多いのです。
愛犬も、芝の優しい感覚に、ひさしぶりに走り回ることができて、ウキウキでした。
飼い主も、愛犬と体を動かし楽しいひとときになりました。
さ~。明日香村を後にして、家に帰りましょう。
🔴おまけ
石舞台古墳広場を道に挟んだ向こうに、ヤギの広場を発見しました。なぜか、サークルの中に二宮金次郎の銅像が?
ヤギが数頭、サークルの中で放し飼いになっていました。
愛犬もヤギを見て興味津々。
ヤナギダニ牧場と書かれ、お腹を壊すので、エサを与えないようにと書かれていました。
〇参考
昨年も訪れた石舞台古墳の記事を、アクセス方法も含め下記に掲載していますので参考にしてください。
季節の風景 令石舞台古墳医和4年2月20日(日)愛犬と行く梅が咲き始めた石舞台古墳公園とキトラ古墳周辺地区公園 - 犬との旅行プランナー
3その他
🔴入江泰吉 私の大和春夏紀行 (入江泰吉の世界に浸ってみませんか。)
大和の魅力を知り尽くした写真家として今なお根強いファンをもつ入江泰吉。その名作写真76点と、大和に寄せる想いを綴ったエッセイを収めた写文集です。