犬との旅行プランナー

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします

愛犬と行く奈良県明日香村岡寺へ厄除参り

犬との旅行プランナーのキャンディです。

犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。

奈良県橿原市在住で、普段、SNS奈良県内明日香村、橿原市桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。

今回は、令和4年1月8日(土)に奈良県明日香村岡寺へ愛犬を連れて厄除参りをしてきましたので紹介します。

岡寺は、日本最初の厄除け霊場で、全国的に有名です。

🔴厄除けの年齢

○人の厄年

男👨の厄年 2歳 7歳 ★13歳 17歳    22歳   ★25歳    29歳    ★41歳     ★42歳      43歳    49歳    57歳     ★61歳     72歳     85歳

女👩の厄年 1歳 9歳 ★13歳    ★19歳     22歳     ★32歳     ★33歳     ★34歳      ★37歳    ★39歳     45歳     49歳     57歳     63歳

※★は大厄

(参考)岡寺は、人に対する厄除けの祈祷のみですが、絵馬に愛犬の願いを描いて納めて祈祷する事は出来そうです。

○犬🐶の厄年 ★7歳 ★10歳 ★13歳 ★16歳と言われています。

人に換算すると 44歳 56歳    68歳     80歳

※★は大厄

体調が変わる年齢ですよね!

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厄除け絵馬
なお、境内や寺周辺の犬🐕のマナーは必須です。

1おすすめ

(1)岡寺の境内は、愛犬を連れて入る事ができる犬にやさしい寺です。特に、本堂に安置されている本尊、如意輪観音像は、ガラス越しに本堂前から、愛犬🐶と拝見する事ができる貴重なお寺です。ゆっくり境内を愛犬と周ると、1時間弱かかります。

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右が鐘楼堂、左が開山堂、その奥が本堂です。厄除けののぼりが境内各所に見られます。愛犬🐶が来るの待つています。

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本堂に入らなくても境内から本尊 如意輪観音像を拝むことができます。

如意輪観音は、日本最大、最古のもので、インド、中国、日本三国の土で弘法大師が造られています。

(2)岡寺は、岡山と言う山の中腹にあり、岡寺境内にある三重宝塔周辺から明日香村や橿原市内を望める見晴らしが素晴らしい場所です。(参考:明日香村の橘寺などから、岡寺の三重宝塔を望むこともできます。)

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手前の山が、大和三山畝傍山(麓に橿原神宮があります。)奥に望む山が、大阪府と奈良の県境にある雄岳と雌岳が寄り添って並ぶ二上山橿原市街も見えます。

(3)大和名所図会は、江戸時代の奈良県への旅行本で、岡寺も掲載されています。

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奈良県立図書情報館まほろばライブラリーより)

赤丸が仁王門 緑丸が本堂 青丸が龍蓋池 なお、三重宝塔はありません。

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境内の配置図。緑のまるが本堂。青のまるが龍蓋池。なお、仁王門はその下の為、描かれていません。大和名所図会が詳しく描かれているのがよくわかります。

2 一行 犬(キャンディ)とお供2名

3乗り物 自動車1台

4 旅程(車)

大和八木駅前広場→国道24号→国道165号→醍醐西交差点右折→縄手町交差点左折→県道124号へ突き当たるのを右折→雷交差点左折→県道124号→奥山交差点右折→県道15号→万葉文化館前交差点右折→万葉文化館駐車場

5 地図(車)

6徒歩コース(直接岡寺へ行く場合は40分程度の散歩です。)

万葉文化館駐車場→(亀形石造物)→(酒船石)→今西誠進堂(和菓子屋さん)→(飛鳥板蓋宮跡)→(犬養万葉記念館)→(La ville~都~)→岡本寺子安観音→(ココロゴハン)→岡寺→帰路

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黄色は徒歩コース

①万葉文化館駐車場②亀形石造物③酒船石④今西誠進堂⑤伝飛鳥板葺宮跡⑥犬養万葉記念館⑦岡寺鳥居、⑧ココロゴハン⑨岡寺

7内容

🔴岡寺について

・所在地  高市郡明日香村岡806

・拝観時間 8時30分〜17時00分

   (12月から2月は、8時30分〜16時30分)

・拝観料 大人・大学生 400円

     高校生 300円

                 中学生    200円

     小学生以下 無料

・ご利益 厄除け

🔴では、ここから、岡寺の境内へ行きましょう。

・仁王門

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受付の横を通過したら、仁王門に着きます。1612年建立。重要文化財。正面両脇には仁王像を安置されています。

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向かって右側の仁王像。口が開いているので阿形(あぎょう)像です。なお、向かって右側の仁王像は口が閉じているので阿形(あぎょう)像で2像で「阿吽(あうん)の呼吸」と言う意味で「阿」には「物事の始まり」、「吽」には「物事の終わり」という意味です。

仁王像は、門番としてにらみを利かして魔を退散させる意味があります。

横のわらじは、足をはじめ、身体健康・無病長寿のご利益があると言われています。

・手水舎

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コロナ禍でひしゃくは、置かれていませんでした。右上に、龍王願い玉が並んでいます。

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山の斜面を利用して岡寺の建物が建てられていることから、仁王門から石段を上り本堂へ行きます。

・鐘楼堂

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石段を上りきると右手に1805年建立の鐘撞堂があり、誰でも撞くことができます。

戦時中に供出されそうになっていた鐘で、素材調査で穴も開けられています。

その、供出の難から逃れた鐘と言うことで「難から逃れた鐘」と言われています。

鐘には厄落としの御利益があり、厄除鐘と言われています。

・開山堂

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談山神社からの移築との事です。

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阿弥陀三尊が祀られ、建物の外から愛犬と一緒に拝観することができます。

・本堂

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岡寺の創建は寺伝によるとおよそ1300年前、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立されました。義淵僧正の門下生に東大寺創建に関わった行基(ぎょうき)などがいます。

 

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本堂の前に置かれている、釈迦の弟子で賓頭盧尊(びんずるそん)。通称「おびんずる様」と呼ばれ、「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があると言われています。

・お守り等

岡寺には多くの種類のお守りが授与されます。

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本堂の前にあるモチノキに吊るされた龍玉。モチノキは、鳥黐(とりもち)の材料として、その樹皮からトリモチを作ることができます。

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龍王願い珠。この寺の寺名の龍蓋寺の由来となった龍から取ったお守り

奉納の仕方が写真付きで案内されていました。

  1. 願い珠の下から白い紙を取り出して下さい
  2. 願い珠の中から細長い紙が出てきます
  3. 紙にお願い事を書いた後、再び巻いて願い珠の中に入れて底の蓋をして下さい
  4. お願い事を入れた願い珠を本堂前にあるモチノキや本堂縁側にぶらさげて下さい。またお守りとしてお持ち帰りいただいても結構です

奉納の仕方が写真付きで案内されていました。

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良縁成就の絵馬です。厄を無事過ごし、良縁成就を祈ります。

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七転び八起きの駒の御守りです。左側は、厄除けおせんべいです。

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ランドセル🎒の形をしたお守り。子供の学業成就、身体健全、交通安全のお守りかな?

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厄除けのぜんざいです。

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弘法大使像(修行大師)が歩いて、修行をしたことにちなんで、健脚の絵馬です。

お年寄りや旅人にぴったしです。

・龍蓋池(りゅうがいいけ)

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『岡寺』の寺名の『龍蓋寺』という名前は、農地を荒らすなど民衆を苦しめていた『悪い龍』を岡寺を開山した義淵僧正がその法力でこの池に封じ、大石で蓋をしたという伝説からです。悪龍の『厄難』を取り除き飛鳥を守った伝説は、信仰に発展し、岡寺の『やくよけ信仰』の始まりの所の一つであるとも言われています。

・瑠璃井戸

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仏前に供えるあかみずを汲むための井戸です。この湧き水を飲むと厄を逃れる事ができると大和名所図会に書かれています。現在は、飲めないとの事です。

・お地蔵さん

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橋のたもとに丸いお地蔵が祀られています。

・稲荷明神社

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赤い鳥居の奥にお稲荷さんが祀られています。

・石窟「奥の院石仏」

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石窟の中に弥勒菩薩座像が祀られています。

・愛犬

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愛犬🐶と岡寺のパンフレット。岡寺のもう一つの名物は花の寺。

パンフレットの水面に浮かぶ天竺牡丹は、ゴールデンウイーク中に見ることができます。

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今は咲いていませんが、例年、4月中旬から5月上旬にシャクナゲが咲きます。

また、秋には紅葉で彩られます。

十三重石塔

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眼下に、十三重石塔が望めます。

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丘の上から、本堂全体を見ることができます。

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本堂に寄り添うように、古書院、表書院、白書院が望めます。

大和名所図会にも描かれています。

・三重宝塔

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三重宝塔 1472年に台風で転倒し、1986年に再建されたことから、大和名所図会には、描かれていません。

・眺め

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葛城山と明日香村が望めます。

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明日香村にある聖徳太子が誕生したと言われる橘寺が望めます。

大師堂と弘法大使像(修行大師)・稚児大師像

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弘法大師が歩いて修行している5m程度の銅像があり、足の老化防止にご利益があるとの事です。

・仁王門(境内から仁王門を望む)

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ぐるっと回って仁王門に戻ってきました。大和名所図会に描かれている岡寺の仁王門と同じ形です。

さ~帰路につきましょう🐶
次回、岡寺から万葉文化館駐車場までの道筋の案内を行います。
🔴その他

もう直ぐ、節分です。愛犬と節分を家で楽しみたいですね。

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🔴初春になりました。是非、愛犬と古都奈良へ!

愛犬の思い出作りに是非、愛犬と旅行を!

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以上で「愛犬と行く奈良県明日香村岡寺へ厄除参り」終わります。