犬との旅行プランナーのキャンディ🐶です。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
今回の記事は、1分以内で読めます。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回、令和5年6月9日(金)15時頃の耳成山周辺の青梅雨の季節風景を紹介します。
昨日まで、しとしと降り続いた雨があがり、花や葉を潤わせる風景の中、愛犬🐶とやまとの風景を探索に行ってきました。
※青梅雨(あおつゆ)とは、やまと言葉で、梅雨の時期、成長した青々とした木々の葉の隙間から、雫💧が地面に落ちている様子を比喩している言葉です。
なお、耳成山周辺での犬のマナーは必須です。
🔴耳成山周辺の景色
奈良県も梅雨に入り、大和三山の耳成山も湿った空気の中、木々が青々と茂る風景を見ることができます。耳成山公園の古池も水草が広がり、水面の一部から耳成山が写ります。
梅雨の時期、古池も多くの水がためられ、多くの田んぼに水を流す準備に入っています。飛鳥人も耳成山を望んでいたのでしょう。なお、飛鳥時代、古池は、耳成山の西側にあったとの事です。
🔴耳成山周辺の田んぼの風景
田んぼには田植えの準備で水が入って水田に変わり、所々で水鏡が耳成山周辺にも広がつつあります。
水鏡をバックに、愛犬も雨の合間の散歩で、水にぬれた草香りを嗅いでいます。
昨今、耳成山周辺も田んぼが少なくなり、耳成山の水鏡の風景も見る事ができなくなりそうです、周辺では、小鳥の鳴き声が聞こえ、愛犬も振り向きました。
南側方向の風景。
耳成山の麓の水田。田植えが終わり、稲が徐々に成長すると、水面が稲に覆われることから水鏡が終わりを告げることになります。今年は梅雨も長いことから、夕日に染まる水鏡がどれだけ見ることができるのでしょうか。
さて、もう一度、耳成山公園へ戻りましょう。
新緑が進む耳成山公園。夕方になると、池から春風が吹き、犬の散歩に最適になります。
クッション性のある遊歩道は、犬の足にも優しくよく歩きます。池の奥に望むのが
大和三山の畝傍山。手前の万葉集歌碑には、耳成山が詠まれた歌が記されています。「耳無の山のくちなし得てしがなおもひの色のしたぞめにせむ」
「耳成山のくちなしの花を欲しいもんだ。それで、想っている気持ちを下染めにしたい。」くちなしの花の実で、下染めをするほど恋焦がれています。
愛犬も、そんな恋してる?
※耳成山は飛鳥時代からくちなしの花が咲く山で有名で、くちなしの実で染めると、鮮やかな黄色に染まります。過去、梔子山(くちなしやま)とも言われていました。
また、栗きんとんに、くちなしの葉を入れることにより黄金色の栗きんとんができます。
🔴紫陽花の風景
昨今、耳成山麓を周る周遊道に、梅雨の花、紫陽花が咲きだしていました。
久しぶりに雨がやみ、ゆっくり草木の香りを嗅ぐ愛犬。さ~帰ろう。
🔴おまけ
6月9日19時頃、天気が上がり、耳成山に、夕日に染まる赤雲が出ていました。
夕日に染まる水鏡の風景は、さぞや、美しいのでしょう。
今の時期、天気の良い日は、生駒山方向に夕日が沈み、奈良盆地を赤く染めます。
🔴訪問基本情報
・名称 耳成山公園
・駐車場 無料駐車場約35台(古池と近鉄大阪線の間にあります。)
・トイレ あり
・今回訪問月日 令和5年6月9日(金)
15時頃
・天気 曇
・ 一行 犬(キャンディ)とお供1名
・アクセス方法については下記の記事を参照願います🐶
犬と一緒に行く橿原市耳成山公園でのウォーキングとお土産旅 - 犬との旅行プランナー
🔴その他